糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

糖質0は本当はゼロじゃない!?

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糖質0を謳う食品や飲料が沢山あります。私も、日頃の食生活でこれらにはとても助けられています。これらの表示を見てみると…

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当然ですが、糖質の欄は0と書かれています。ですが、実はこれ、含有されている糖質が必ずしも0という訳では無い可能性があるのです。

平成14年8月に制定された、国民の健康維持と現代病予防を目的として制定された法律「健康増進法」。この中の第31条「栄養成分表示」で、食品の栄養成分の量などの表示に関した制度を定めています。(参照:栄養表示基準に基づく栄養成分表示

この中で、[無、ゼロ、ノン、レス]と、[低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ]といった表記を使う際の基準値が定められています。食品100gあたりに含まれる糖質が0.5g未満の場合「糖質ゼロ」と表してOKとなっているのです。つまり、少量ではあるといえ、糖質ゼロ・ノンカロリーと表記されている食品・飲料は、本当にゼロではない可能性があるのです。

つまり、糖質ゼロ(人工甘味料による味付)の清涼飲料水の500mlペットボトル1本あたり、2.5g未満の糖質が含まれている可能性があります。私の場合、朝晩併せて2本飲むことが多いので、5g未満の余計な糖質を摂っている可能性があるのです。(※上記写真の飲料の場合、糖質量相応の食物繊維が5g入っているので差し引きゼロと考えて良いと思います。)

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私の場合、朝食はほぼ毎日食べないのが習慣なので、本来は1食分おやつなどで余剰に糖質を摂っても構わないのですが、こうした糖質ゼロ系の飲食物による見えていない糖質量のことを考え、バッファを持たせるためにも余計な糖質を摂らないようにしています。3食食べる人でも、なるべく毎食糖質量を20gギリギリに設定せずに、若干バッファを取った方が無難だと思います。

ちなみに、[低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ]の表記は、食品100gあたり、糖質量が5g以下で表記OKとのこと。ペットボトル1本で1食あたりの糖質量を簡単に上回ってしまいますね…。これらのワードには気をつけて栄養表示をよく見るようにしましょう。