糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

12/28 723日目 飯鮨

今朝の体重:計測せず

外泊だったため、体重は計測していない。

<朝>

起床し、慣れぬホテルのユニットバスで30分半身浴を行う。チェックアウトし、近くのコンビニでペプシのトクホのやつを飲む。水2lを買って出社する。

<昼>

腹が減り、ファミレスでいろいろ注文してしまった。

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日替わりのハンバーグはソースなし、メンチカツ・春巻きはなるべく衣を残した。食後、アイスコーヒーを飲む。

オフィスに戻り、コーヒーを淹れて飲む。

夕方打合せへ。移動先で時間潰しで喫茶店でコーヒーを飲んだ。

<夜>

打合せを終え、直帰する。車内バーでハイボールとともに、ローストビーフを頂いた。

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自宅に帰り、さっと入浴を済ませ、ハイボールとともに夕食をいただく。父方の故郷、北海道から鮭の飯鮨(いずし)と、本物のししゃもが送られてきたのだとか。

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日本で流通するししゃもと呼ばれている魚の9割以上は代用魚だと言われている。本場、北海道・釧路産のししゃもは、卵は勿論美味く、身の脂の旨味が全く違うのだ。

飯鮨とは、米麹の発酵作用を活用し、鮭やハタハタなどの生魚の旨味を引き出す漬物の一種で、北海道あたりの漁師は各自の自宅で漬けるのである。厚岸の漁師だった叔父・叔母は元気だった頃、もちろん自宅で漬けており、年末には花咲蟹とともにドーンと大量に送ってきてくれたものだった。

飯鮨は、家々で作り方や材料などが微妙に異なり、既製品とは味の違いがあるのだが、やはり食べ慣れた高寺の飯鮨が一番旨いと思っている。(我が家の故郷のものは、鮭・ハタハタ・大根がたっぷりと混合されていた。)シブいことに、子供の頃からの好物だったのだ。(今思えば、こうしたものを好む姿勢、もともと酒呑みの資質があったのだろう。)

漬けるには鮭が獲れる秋口から冬まで数ヶ月かかるのだ。塩漬けした魚の水を取り替えたり云々。実は長い休みが取れやすい大学時代、高寺家の飯鮨の漬け方を、本気で数ヶ月間かけて学びに行こうと考えたこともあったが、結局実現できなかった。誰しも「今思えば…」という思い出があると思うが、高寺の飯鮨のレシピ・手順を私が引き継げなかったことは、思い残りがある残念なことの一つなのである。

今年、叔父から送られてきたものは既製品。どうしても手作りのものの思い出と比べると違和感を感じることは否めないが、それでも十分に旨い。年末のこの時期になると懐かしく感じる逸品、味わうことができて良かった。

食後、ウイスキーとチェイサーの水を飲んで過ごす。〆に味噌汁を飲んで就寝した。