糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

7/24 1296日目 東海道中膝クリ弁当

今朝の体重:計測せず

外泊だったので計測していない。昨日・そして今日これから行う凶行で増えるのだろうな…。まぁ、仕方なし。祭りやし。

<朝>

起床する。昨晩遅い就寝だったが、何故か早めに目が覚める。で、あれば、がっつり入浴しよう。ホテルの大浴場でまずは30分半身浴。その後、併設されたサウナへ。水風呂が無いとなかなか厳しいが、水シャワーと休憩を交えつつ、なんとか5分✕4本行う。その最中、水500ml1本飲む。

自室に戻り、昨日買っておいたゼロコークにウイスキーを混入させて、これこそコークハイにして飲む。平日だが今日は祭りやし。そのまま少し作業。

その後、山鉾巡行のスタートを見に保存会の元へ。今日は十数基の山鉾(山車)が京都市中を巡るパレードなのだ。昨晩に引き続き、顔見知りの方々に挨拶。昨晩は、囃子方と呼ばれる、お囃子を演奏する部署の皆さんが中心だったが、巡行当日は山の運行に関わる、車方・音頭取り(手伝い方)などの皆さんもいらっしゃるのだ。一年ぶりの挨拶で楽しい時間を過ごす。

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「ギシギシ…」と、木がきしむ大きな音を立てながら山は動いていった。しばらくついていきながら間近にその迫力を楽しむ。やがて、関係者以外はついて行けない大通りに差し掛かり、そこでお別れだ。

一旦ホテルに戻る。このたった数時間でも梅雨が開けた(あくまで自己予想)京都の蒸し暑さによって汗がどっと出てしまうのだ。さっと大浴場で汗を流し、荷物をまとめてチェックアウト。その後、巡行中の山を見つけては鑑賞しながら、各所に発送するべく土産などを購入。意外と重い荷物になり、やはりいつものキャリーバッグにしておけば良かったと後悔。

<昼>

そんなこんなで用事を済ませ、昼食を取ってから京都を離脱することにする。毎年、祇園祭後は「かつくら」と決めている。定食ではなく、季節のアラカルト、湯葉巻き野菜カツ・湯葉コロッケ・豆乳コロッケのトリオだ。キャベツ食べ放題に加え、瓶ビールで乾杯だ。サントリー京都工場謹製のプレモルである。

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ついつい学生時代を思い出してしまう。当時、取材を終え、へとへとになった後、あの頃は京都にしかなかったこの店で、ビールを煽りながら、食べ放題のご飯・キャベツをモリモリ仲間と腹いっぱい頂く。学生時代の贅沢を思い出してしまうのだ。

今や、都内どころか、私の地元浦和でも食べれるチェーン店ではあるのだが、その名残でどうしても今でも寄ってしまう。さすがにご飯は頂かなかったが。上記メニュー、どれも美味かった。

その後、京都駅へ移動。帰りも早割”こだま”グリーン車で帰路につくことに。錦市場で買っておいた、鱧の切り落としと三木鶏卵のだし巻きをつまみにハイボールで乾杯。祇園祭の余韻とともに、新幹線の車窓はやがて京都から離れ、山科・滋賀とみるみるうちにその風景が移っていく。

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短い時間ではあったが、今回もいろいろな「再会」があった旅だった。車内バーでつまみつつ、飲みつつ、車窓を眺めて物思いにふけたり、電源を取りながらPCで作業をしながら時間を過ごした。

さて、米原駅を過ぎた頃に上記のつまみを食べ終え、気づけば名古屋駅だ。正直、あまり腹が減っていないため弁当が必須ではないのだが、元デブとしては酒がまだ残っている以上何かつまみたい。

昨日の下り列車で弁当購入を失敗した(「三河なんたらの串刺しなんたら弁当」を購入)ことを反省した私。その結果、抱いた疑問は、「(逆の上りではあるが)浜松駅前後駅ではどのような弁当販売事情になっているのだろうか」。

そこで、今日は筆者が実際に乗車した”こだま658号”(京都1305発→東京1647着)を基に東海道新幹線・上りの駅における弁当販売事情についてレポートしてみることにしよう!!(つまりは各駅停車で長い移動時間中、けっこう暇なのだ。)

名古屋駅(1358着)では、恐らく、よりどりみどりの弁当があるだろうが、停車時間1分のため、購入は現実的でない。そのままスルーして、次の停車駅、三河安城(1411到着)の6分間の停車時間に期待してみよう。

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…。ホームに何も無い。

しかもご丁寧に駅員さんのアナウンスが。「当駅にはホームに売店自動販売機はございません」とのこと。もしかしたら、”こだま”から飛び降りて、なにもないホームを見てあたふたしている私の姿を見兼ねてのアナウンスか!?

なるほど。よっしゃ、次の駅、豊橋駅(1430着)に期待だ。だが、行きに買った「三河の何たら串刺し弁当」が少しトラウマだが。

行きと同じような理想的な弁当屋が開いており、7種程度の弁当が売っていた。

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ちなみに、上記写真の右端が例の「三河のなんたら串刺し弁当」である。

店員さんに聞いてみると、左側の写真の幕の内的な弁当が人気で売れているのだとか。なるほど。つい、いつもの糖質制限の関係で米多めの幕の内弁当系は避けていたが、改めて写真を見てみるとなかなか美味そうな弁当である。冷静に公平な目でジャッジすれば豊橋駅は決して鬼門ではないことを確認できた。

しかし、この後の本レポートに繋げるべく、この駅では美味そうな幕の内的な弁当などが購入することができる情報のみを得て、実際の購入はあえて見送った。ただ、弁当屋おばちゃんへのインタビューの代償(ギャラ)といっては何だが、味付け卵を購入して”こだま”の自席に戻った。

卵を剥いてはほうばりつつ、続いてのチャレンジは本命の浜松駅(1448着)である。おいらは土用丑の日の前にうなぎ弁当が食べたいんや…。うなぎが食べたいんや…。

しかし、やはり行きと同じく、ディナー営業開始は15時からとの張り紙が…。現在はクローズ…。そしてもう2分後にはおいらの”こだま”は発車してしまうのだ。

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続いては掛川駅(1502着)だ。さて、どうだ?浜松の隣ならうなぎ弁当くらい売っていておくれ!

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ノー弁当屋。そして弁当なしのキオスク&自販機のみ…。2分の停車時間なのですぐにおとなしく自席へ戻る。

今日はウィークデー。世間は普通に回っており、そろそろメール対応すべき必要性のある仕事が溜まってきた。こんな、”こだま”で弁当が買えるかどうかなどの、誰からも頼まれていない取材を楽しんでいる場合ではなくなってきた…。次の駅で弁当レポートは最後にしよう。

静岡駅(1517着)だ。”ひかり”も止まる大きな駅だし、7分間も停車するのだ。期待大。弁当屋ダッシュ

ウホッ!20種近くの弁当がよりどりみどりだ!!

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売店のお姉さんに尋ねると、人気は幕の内弁当・鯛めし(どちらも850円程度)なのだとか。停車時間は7分と比較的余裕があるので悩む時間はあるが、やはり今日の私の気分で選ぶのはこれしかないだろう。

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うなぎ弁当(1700円也)である。やはり食べたかったものなので奮発した。恐らく、外国産で、牛丼屋チェーンで食べればその半額位で食べれるだろうが、駅の車窓を眺めながら、このような努力の結果ようやく手に入れたうなぎ弁当は非常に旨し。ご飯は半分程度残した。

今日の研究の結論。東京から出発し、豊富に弁当を選べる初めの駅は「静岡駅」。そのあとしばらく不毛の時間が続くが、もし昼時であれば、ワンチャン「浜松駅」でうなぎ弁当を狙うことができる。その次の中チャンスは「豊橋駅」だ!

以上、”こだま車内バー”フリークの皆さんにこの研究発表を捧ぐ。

ちなみに、静岡でゲットしたうなぎ弁当を自席で頬張りつつ、静岡の次の新富士駅(1530着)のホームを眺めていると、キオスクに3種程度弁当が売っていたので、もしかしたら買えるのかもしれない。

うなぎ弁当を食べ終え、溜まってしまった作業をこなしながら”こだま”コワーキングスペースで過ごす。あっという間に新幹線は東京駅に到着し、浦和に帰る。

<夜>

そのまま大人しく自宅に帰れば良いものの、UT(=上野東京ライン)車中でハイボールを飲みながら、昨晩の鶏そばを思い出してしまう…。ここは浦和の味を再確認しておきたい。

浦和に着くとちょうど開店時間の頃だったのでお伺いしてしまう。鶏そば濃厚を頂いた。

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やはり、こちらに軍配が上がる。粉っぽさないまま旨さを引き出し、かつコラーゲンのこってりとした鶏の旨味、麺はストレートまでは一緒だが、こちらは荒い小麦の風味と香りがよく、低加水のためコリコリした歯ざわりが美味い。やはりこちら浦和の鶏そばは私の好みであることが改めて判明した。そうなりゃ、まぁ、替え玉まで頂いてしまうわな。

腹がはちきれそうになりながら帰宅。さっと入浴を済ませ、晩酌を軽くする。つまみは要らないのだが、京都からの土産で買ってきた漬物と、家庭菜園のミニトマトをつまみながら、ウーロンハイ・ハイボールを頂く。

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その後、自室でウイスキーとチェイサーの水を飲みながら作業を行って過ごした。こうして濃い1泊2日の京都行程が終わった。