糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

4/13 1925日目 桜を再び求めて

今朝の体重:計測せず

外泊だったため計測していない。

<朝>

携帯のアラームで起床する。まずは大浴場だ。サウナが無いのは残念だが、大浴場があればゆっくり半身浴ができる。じっくりと汗を流す。

その後、朝食タイムだ。普段朝食を取らないがこういうところに来てしまうとつい頂くだけでなく、欲張ってしまう。大分豪華な朝食ビュッフェだった。刺身、しかも平目を出してくれたのは珍しい。流石日本海に面した新潟ならではか。

また、他にも新潟名物を準備してくれていた。卵でとじずに甘辛の醤油ダレにくぐらせた「タレカツ丼」が有名らしい。そして昨日の新潟最大の疑問であった「へぎそば」もやっぱり居た!

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朝からウイスキー水割りをちびちび頂きつつ、つまみ各種を頂く。やはり、ヘギー単品で頂くとそれに対する昨晩から引き続く疑問は拭えないが。でも総じて新潟第一ホテルの食事、レベル高し!ほぼほぼ全ての料理美味しかった。

私はそこそこ利口なので、ヘギーを食いながら思いついてしまったのだ。これだけ歯ごたえある麺であればビュッフェのカレーをぶっかけてカレー蕎麦にしては、と。めんつゆを少量掛けてカレーを注げばこれが大当たり。つるつる触感がカレーに良く合い、美味かった。

食後、自室でダラダラ片付けなどしながら、少しベッドに横になって惰眠を貪り。軽く作業対応なども行い。チェックアウトが10時半と少し余裕があるところも新潟第一ホテル、ポイント高し。

ひとまず時間になったのでチェックアウトする。昨日、白山神社や古町をぶらり散歩してしまったのでさてどうしようか。今回の小旅行の目的である帰りの「MAXとき」出発までけっこうな時間がある。

そうだ!往路の車窓で見た今年の桜を「コンティニュー」をしに行くことにしよう。新潟市内は既にソメイヨシノは終わっていたが、長岡や越後湯沢あたりでは昨日車中から満開の様子を確認できていた気がする。余計な運賃はかかってしまうが数千円程度の金の問題ではない。

そこでまずは新潟から長岡行きの在来線に乗車する。新潟名物で全国のクラフトビルワリーの走りであり、美味いビールを作り続けているエチゴビールを2缶ほど買い。ピルスナーとスタウトを選択。

想定通り、ボックスシートがあり、乗客も多くなかったのでビールを楽しんでも顰蹙買う状況ではなかったのが幸いだった。

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トイレも付いてて快適だ。酒飲みにはマストな設備である。

乗車後、ひとまず用を足そうとドアオープンボタン押したら、中に入っていた男子高生?がズボンを直していた。女子でなくて良かった。事案になりかねない。慌ててクローズさせたが青年に悪いことをした。上越線のトイレ、中に入ったらまず「ロック」ボタンを押さねばならぬことを彼から学んだ。

新潟を後にし、電車は各駅停車で関東方面にのんびり進んでいく。車窓を眺めながら乾杯だ。普段と異なる風景こそが何よりものつまみだ。

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乗車した電車は長岡行きだ。ゴトゴト揺られて車窓を眺めているがどうもソメイヨシノは終わっている風景が広がっていた。新潟→大宮行きのチケットを持っている私としては、できれば新潟に近い長岡で桜を愛でて新幹線に乗りたい気持ちが大きいのだが、どうも長岡では桜は鑑賞できないようだ。

<昼>

やがて在来線は長岡に到着。うーん、どうしようか。

ひとまずみどりの窓口で相談してみることに。手元のチケットは容易に便を変更できない特性のものであることは知っている。なので長岡から越後湯沢まで自費で新幹線でワープしようかと考え、お値段を聞いてみたのだ。すると約3000円とのこと。流石、隙きの無い国営鉄道、微妙な金額をついてきよる。軽く一杯飲めるなぁ…。長岡から更に1時間強かけて在来線で1000円程度で湯沢に行くか、一杯飲めるコストをかけて30分程度でワープするか。

結果、前者を選択することに。まぁ、別に湯沢に急いで行く必要も無いし、もう1時間在来線の旅も苦ではなくむしろ楽しい。窓口から慌てて移動し、長岡→越後湯沢の在来線に乗車する。お代わりのビールを買う時間が無かったことだけが残念だったが。

水をちびちび飲みながら車窓を眺める。コシヒカリで有名な魚沼あたりを通っているようだが、まだ山だけでなく田畑にも雪が残っている。

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そして車窓に時折見えるソメイヨシノは超満開だ。数週間前、地元でドローンを飛ばした頃の様相そのものだ。これは期待できる。

途中、別の列車から緊急対応の信号が発せられたため乗っていた電車も運転を止めた時はヒヤッとしたが、数分後には運転再開され、長岡から越後湯沢に到着。

既にチケットを持っている「MAXとき」の時間まで1時間とちょこっとは時間があるようだ。駅から徒歩で行ける距離のちょっとした桜並木を訪れる。ようやく桜コンティニューできた。ソメイヨシノ、満開である。

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惜しからむは小雨がたまに降るような天候だったことだが。

でも「また会えたなー」と思いながらしばらく満開の数本の桜をじっくりと眺める。今年は地元の桜とじっくりと向き合うことができ、特に桜に思い入れが強い年だった。だからこそ、今年のこの春中にまた満開の桜の下に立てたことが嬉しかった。わざわざ来た甲斐があった。

来年も桜をコンティニューしたかったら湯沢(か、後ほどの移動で気づいたが上毛高原)に来れば良いのだな。

さて、満開の桜コンティニューのために数千円の余分な交通費と数時間の時間をかけて越後湯沢まで来て目的を果たすことが出来た。だがもうちょっと「MAXとき」の到着・発車まで少し時間がある。続いて行くべき湯沢の場所といえばここだろう。「ぽんしゅ館」である。

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新潟、米処でつまりは酒処である。相当な数の蔵元や銘柄の日本酒がある。ここの施設では代金を払うとコイン数枚とおちょこが支給される。自分の気になる蔵元の銘柄のドリンクバー的なところににおちょこを置いてコインを入れてボタンを押すと、ちょうど一杯分注がれていろんな銘柄を飲み比べられる。

普段、糖質が高いことと個人的な嗜好の観点であまり飲まない日本酒だがここは話が別である。こんな施設、酒飲みであればテンションが上がらない訳が無い。飲み比べを楽しむ。(もうちょっと時間があれば酒風呂にも入って帰りたかったのだが…)

飲み慣れぬ日本酒、ほんのりほろ酔っていい感じになる。更にもうちょっと「MAXとき」まで時間があるなー、そして朝食は散々食ったものの、そろそろ小腹が減ったなー、立ち食い蕎麦美味そうだなー、非ヘギーな蕎麦食いたいなー、と思い、今日は無礼講だわと注文する。しかも今日は天玉までトッピングしてしまうのだ。「天ぷら」とはいえ、具はほぼ玉ねぎなのだが、揚げおきのふにゃふにゃな感じが麺つゆに浸るとそれはまた別の、そして格別の旨さがある。

「お待たせしましたー」とおばちゃんが出してきたのは天玉うどんだった。うどんかー。

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どうも、私が蕎麦とうどんを間違えて食券を発行してしまったらしい。うーん、自分のミスだしここでチェンジを交渉する度胸も流石の私にも無い。数年ぶりだろうか。うどんを啜ることに。本来は蕎麦よりもうどん派なので久々のうどん、冷凍食品であることは分かるが超美味い。

立ち食いテーブルの掲示に書いてあったが、この店のうどんはテーブルマーク魚沼工場製の麺を使っているとのことだ。まぁ、この土地の地産地消の味ということで良いだろうか。

腹一杯になって「MAXとき」に乗車。帰りは奮発してグリーン車を予約していたのだ。貧乏性なのでこの理由からも湯沢まで在来線で来るかどうするか悩んでたのよねー。

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「奮発」とはいえ、往きの普通車と比べて1000円程度高いくらいだったが。(なので往きもグリーン車にすれば良かった、と思っていた。)

缶ビールを飲みつつ、ゆったりくつろいでE4系体験を楽しむ。

あっという間に大宮に到着。下車して少し車両の写真を撮ったり。早めのお別れができたがE4系引退の秋まではまだ時間が少しある。もう一回くらい乗ってみようか。

自宅最寄りの駅へ移動し、バスに乗って自宅に戻る。

<夜>

まずはさっと入浴し、母へ土産を共有する。新潟名物の笹団子が気に入ったようだ。

そんなこんなで朝から夕方までいろいろと飲食したため腹が減っておらず、夕食は摂らなかった。ハイボールを飲みつつテレビをしばらく眺め、自室に戻って作業などなどを行う。とはいえそんなにタスクは多くなく、しばらくゆっくりと過ごし、早めの時間に就寝することに。