朝の体重：計測せず
外泊のため計測していない。
＜朝＞
携帯アラームが鳴る前に目が覚めて起床。何だか最近早起きづいている。
まずは温泉大浴場へ。残念ながら朝はサウナは稼働していないので温泉にじっくり浸かってガッツリ汗を流す。最中に水1本飲み干しながら。
サウナは使えないが水風呂は入れる。相変わらずぬるいが気持ち良し！
1時間くらい大浴場で過ごせば朝食の時間になったのでレストランへ。普段取らない朝食だがこういうところに来ると頂いてしまう。
ビュッフェ台を確認すると、アルコールコーナーも昨晩同様の様子だった。通常、こういう施設だと朝は分かりやすく「クローズ」を訴えているはずだが、焼酎・サワー用の氷も大量にアイスペールに準備されている。
店員さんに確認すると、なんと今朝も飲み放題OKなのだそうだ。いやっほう！普通に追加チャージ払って朝ビールしようと思っていたのだが。オールインクルーシブ最高！
朝から生ビールで乾杯だ。旨し！
ご機嫌にビールやワインをお代わりしながら頂いた。
〆に宍道湖名物「しじみ味噌汁」を頂いた。しみじみ美味い。オルチニンを摂取すべくお代わりも頂いた。しじみ汁は〆に最高だ。
食後、再び温泉大浴場に寄る。大浴場の営業時間的に最後の入浴となる。温泉と水風呂をザブンと浸かった。
自室に戻り、軽く連絡対応などを済ませた後、ダラダラと荷物整理。
やがて時間になったのでチェックアウトする。電車の関係でしばらくロビーで時間を潰す。作業しつつサービスのコーヒーを飲みながら。やがて昨日に予約をお願いしていたタクシーが迎えにきてくれた。最寄りの玉造温泉駅まで行ってもらう。
今日からしばらく出雲市駅前で過ごす予定だ。なので玉造温泉から出雲市まで電車で移動となる。駅でしばらく待ち、やってきた電車に乗車。車窓を楽しみながら約30分の移動だ。
今日も宍道湖上の空と雲が綺麗だ。まさに雲が出づる国だ。
今年デビューした「やくも」の新型車両に追い越されながら。乗りたかったが都合良い時間に無かったので断念した。ウイスキーを舐めつつ、チェイサーの水を飲みながら車窓を楽しむ。
やがて出雲市に到着。まずは今夜から滞在するホテルに荷物を預ける。
＜昼＞
続いては腹ごしらえ。これまた以前に行ってお気に入りの蕎麦屋へ。暑い中、日傘をさしながら移動。見た目は立派だが完全に死んでいる商店街を歩いて向かう。商店街を歩いている客候補は私ひとりしか居ないほどだ。
人気の蕎麦屋は昼前なのに10組以上のウェイティング。しかし、キャパが大きい店なようで回転良く10分程度待って案内された。
ビールを頂きながら蕎麦を待つ。今日は3色割子蕎麦にノーマル割子を2皿追加の5段だ。ううむ、これまたやはり旨し！
蕎麦の香りや歯ごたえなどが良い。昨日の店よりも好きかもしれない。山菜・とろろ・揚げ玉の具入りも美味いが、昨日も思ったが、具は何も無い方が蕎麦自体を楽しめて好みだと再確認した。次回以降の蕎麦はノーマルで頂くことにしよう。
一旦駅前へ戻り、観光案内所でいろいろ相談を。
日本海の海の幸でも自宅含めて関係各所に送りたかった。大抵、こうした海沿いの土地には観光半分・地元民利用半分の市場的なものがあるのだが、自分のリサーチでも観光案内所で相談しても出雲には無かった。
「地元の人はJA本店のスーパーで魚を買いますねぇ。品揃えいいですよ。発送もしてくれると思う」という案内所の方の言葉で向かってみる。『JA直売所』は私の非常に好みなワードだ。
歩いて10分程度で到着。なるほど、さすが島根のJA直売所は規模が違った。イオンモールに準じるような規模だ。右側のJA島根本社含めて。
期待しながら入店。これまでに未経験なほどの大型スーパーだった。
しかし、規模はデカくともスーパーはやっぱりスーパー。地魚などフィレ状態で加工されたものばかりで今夜のおかずにはちょうど良いものばかりだ。新鮮で美味そうな上、お買い得な値段なので近くにこんなスーパーがあれば最高だが、今日の私の目的とはちと違う。こうじゃない。
もっと「水揚げされたばかりの魚」が並んでいるイメージを求めていた。釧路/厚岸の漁協直営店みたいな。
あーあ、当てが外れたなー、と思っていたらお中元コーナーの「梨ご予約承り中」の表記が目に入った。
なるほど！梨はこちらの名物だ。9月以降のお届けと少し先になるが、忘れた頃に美味しいものが届くのも良いなぁ…。
などと、考えていたら私の母の年齢に近いような年配の女性店員の人がセールス半分で声を掛けてきた。いろいろ梨について相談する中で「埼玉から観光で来た」ような話をしていると店員のTさんは「私も昔埼玉に住んでいたんですよー」と。
さらに話を進めると、このTさんは何と私の高校の先輩だった！お互い「嬉しいねー」と母校の話題で盛り上がる。まさか出雲で浦和、しかも母校の話が出てくるとは。Tさんは生まれ育ちが越谷で、高校時代は浦和の母校に通っていて嫁いでこちらに来たのだそうだ。かつてあのセーラー服を着てらっしゃったんだなぁ。
しかも、普段は仕事はしていないが、たまたまこのお中元シーズンだけ人に頼まれてJAのスーパーで働いているのだとか。つまり、Tさんと私がこのスーパーで出会えたことは奇跡に等しい。流石、縁結びの神様のお膝元、そのご縁力が半端ない。
かつては女クラ（戦前まで女子校だったので今も女子が多く、女子だけのクラスがある）はTさんの頃には2クラスあったこと、今も都内に住んでいる学生時代の友人と交流があること、Tさんの卒業後だったが甲子園に母校が出た時の話、浦和界隈の話など、歳は離れど学友同士話題は絶えない。
先日、母校の高校野球・埼玉大会予選観戦時の校歌の動画を見せると「懐かしいわねぇ…」と目を細めていた。
梨のギフトをしっかり注文。名残惜しいが、あまりTさんをサボらせる訳にもいかない。お礼を申し上げ、お中元コーナーを後にした。わざわざJAのスーパーまで来た甲斐があったものだ。
暑い中、途中コンビニに寄って再びホテルへ。チェックインの時間までまだ少しあるのでロビーのレストランのデスクでPCを開いて作業対応。来ていた連絡などを打ち返す。
やがて部屋が使える時間になって自室へ。ホテル自体新しいようで部屋も新しく綺麗で広くてにっこり。まずは3日間の基地を作る。
続いて大浴場へ。日帰りサウナも売りにしているホテルで、IT方面・ノッポさんの帽子を被ってサウナに入って整えちゃう系の人が来がちな施設だ。まぁ、今やちょっと気の効いたサウナはどこ行ってもそんな感じだが。
そんな意識高い系な施設なので設備の質は良い。サウナも水風呂もいい温度だ。水を1本飲みながらサウナと水風呂を往復する。非常に気持ち良し！長椅子に座ってついウトウトしてしまった。
浴後、自室へ戻ってしばらく作業対応などを済ませる。水を飲みながら。
＜夜＞
良い時間になって仮店じまい。夕食を取りにホテルを出る。
ホテルの近くに飲み屋やスナック等が集まるちょっとした歓楽街があった。まだ夜には早いので静かな夕方だったが、その街の中をウロウロ。（こういう所には猫ちゃんが住んでいるはずなのでそれを探す目的でもあったが残念ながら誰とも会えず。）
結果、何だかちょうど良さそうな居酒屋を発見。島根・鳥取などの山陰の旨いものをいろいろ食べられそうだったのでピットイン。
小さな個人店だとカウンター席だと板さんとの距離感が辛いことがあるが、そんなことなくちょうど良い店だった。まずはクラシックラガーの瓶ビールで乾杯だ。
お値段は張ったが夏が旬のでっかい岩牡蠣を発注。大粒しじみの酒蒸しとともに。どちらも旨し！
特に岩牡蠣が美味かった。厚岸の牡蠣も美味いが、クリーミーさが特に目立って非常に美味かった。
続いて刺身盛り合わせが。最近少し嗜むようになった日本酒、店主おすすめの隠岐のすっきりした酒とともに頂いた。旨し！
特に鯵・イサキが美味かった。昼間のJAスーパーで売っていた鯵などを夜食用に買っておけば良かったか？
この店はいろいろと美味そうなメニューが多くて困る。その中でも気になった「大山鶏の柳川風」を頂く。グラスワインの赤に代えて。これまた旨し！
料理に併せて酒をちゃんぽんしたが、こういう時は酒は何でも飲め、かつ強くて良かったと思う。料理に併せて酒を楽しんだ。
適当に入った店だったが、どの料理も美味く、板さんたちは適度に距離を保ってくれて居やすかった。食事中、おそらく地元の人だろうと思える予約客がどんどん入ってきていた。なるほど、食べログ3.28はなかなかだ。満足して店を後にする。
満足ではあるがホテルにすぐ戻るにはちと早い。なので2軒目として駅前の回転寿司屋へ。地魚の寿司を少しつまもうかと。生ビールで改めて乾杯だ。
今日の地魚は「バイ貝」「かさご」だった。うーむ、どちらも非常に旨し！
他にも数皿つまみ、〆には宍道湖産のしじみ汁を頂くことに。これまた旨し！
朝食時からメッセージを繰り返すが、飲んだ〆のしじみ汁は最高だ。
夜はまだ浅いが、普段だとすっかり食事を終える時間だし、一人なので別にはしゃぐ必要も無いのでホテルに戻る。
すると夜のサービス「ミニしじみラーメン」の提供がされていたので漏れなく頂くことに。これまたずいぶんミニだな…。一口サイズ（正しくカウントすると4口だった）だ。
サイズが小さいし、冷凍麺は茹ですぎ。文句ばかりだが、スープは非常に美味い。味噌汁同様、しじみの旨味が出た塩味のスープがしみじみ美味い…。こりゃ明日は「しじみラーメン」探訪もアリだな…。
大浴場で風呂と水風呂をしばらく往復。けっこう飲んでいるのでサウナは遠慮した。
部屋に戻ってウイスキーとチェイサーの水を飲みながら作業夜の部の開始だ。これまでに来ていた連絡を打ち返したり、事務作業の対応をしたり。
やがて作業が一段落。飲みながらしばらくゆっくり過ごして早めの時間に就寝することに。
