糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・46歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えています。

糖質制限における健康面のデメリットとは?

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糖質も人間が生命を保つために必要な栄養素であることには変わりありません。ですが、現代の食生活においては糖質が過多であり、摂取する量をコントロールするのが糖質制限ダイエットになります。

糖質制限は、食生活が偏ることで体にデメリットを与える可能性があることを理解しながら行う必要があります。

たんぱく質の摂り過ぎで腎臓に負担をかけてしまう

どうしても食事が肉・魚・卵中心の内容になってしまい、たんぱく質を多く摂取する結果になってしまいます。

たんぱく質の一部が体に有害なアンモニアになり、肝臓で尿素の形で無毒化され、腎臓で尿となって排出されます。このため、腎臓に障害がある方は糖質制限を行うことはNGです。

健康な方でも腎臓に負担をかけることになるので注意が必要です。この腎臓を助ける意味でも糖質制限中は多めの水を飲むことが大切です。これは、体内の水分が少なくなることで、腎臓が機能するための水分がない状態だと腎臓に負担をかけやすい状態になるからだそうです。

動物性たんぱく質によって痛風や動脈硬化の恐れ

動物性のたんぱく質には、プリン体や脂肪を多く含んでいるため、痛風や動脈硬化にかかってしまう恐れがあります。実際、私も糖質制限を通して唯一悪化したのが”尿酸値”で、そのまま続けると痛風になる可能性がありました。今でも尿酸値を下げる薬を一日一回服用しています。このお陰で、今では全く問題ありませんが、糖質制限を続ける上ではずっと必要とする薬となってしまいました。

でも、痩せる前の健康状態と比べれば、薬を飲んでいたとしても痩せた今の状態の方が余程健康的だ、と医者の先生からは太鼓判を頂いています。(かつてはどれだけ不健康だったのだか。苦笑)

髪が抜け、爪が割れやすくなる

これも私の体験談ですが、昨年、初めて糖質制限を行い、5ヶ月間で26kg痩せましたが、それを5ヶ月で一旦中止した理由がこれです。

急に体重を減らしたり、特定の栄養素が体に少ししか入ってこなくなると、それらの栄養素は、人間の体のメカニズム的に、生命の維持に必須の内臓器官などに回し、直接的に生命維持に関係のない部分には後回しにするようになるのだとか。

なんだかシャンプーしていると抜け毛が激しく、鏡で自分の頭を見るとボリュームが少なくなったように見えた時、背に腹は代えられず、中止することを決断しました。(私の両親とも白髪の家系なので、本来抜けるはずが無いのです…。)また、ワイシャツのボタンを止める際に、よく爪が割れるようになっていました。

 

これら健康面からもいくつかデメリットがあります。私は定期的に内科の病院に通って診てもらいながら続けています。必ず専門家の意見を聴きながら、リスクの少ないダイエットを行っていくことが重要です。