お湯を注ぐだけで食べられるカップ麺、便利ですし美味しいですよね。本来、麺好きな私は以前はよく利用していました。普通のラーメンも大好きなのですが、あのチープな味わいがたまに無性に食べたくなるものです。
ですが、糖質制限を行っている今や、カップ麺はご法度の代表格といえます。通常、カップ麺は1食あたり50~90gの糖質量があります。カップ焼きそばの大盛りなどでは、1食あたり100gを越すものまであります。
1食あたり20gの糖質量を目指す、スーパー糖質制限の場合、カップ麺1個で一日の糖質量を摂取してしまうことになります。カップ麺1個で一日を過ごすのは現実的では難しいでしょう…。
日清のカップヌードルにLightシリーズというものがありますが、こちらでも一個あたり20g台後半の糖質量があり、やっぱり食べるのが難しいと断念していました。
ところが、昨年11月に、我々、糖質制限ダイエッターにとって希望の彗星のごとくデビューしたのが、明星食品の「ローカーボNoodles」です。
カップ麺でありながら、1食あたり13.6~14.4gの糖質量を実現しているのです!サラダや低糖質のおかずを付けても十分20g以内に収まる糖質量です。味は「コンソメ味」と「塩バジル味」の2種類です。
かねてから発売されたことは知っており、探していたのですが、なかなか出会うことが出来ずにいました。先日、自宅最寄りの安売りスーパーに入ったら置いてあってびっくり!灯台下暗しとはまさにこのことでした。
早速、コンソメ味の方を実食してみます。フタを開けると、通常のカップ麺同様、フリーズドライの具材が麺の上に乗っています。種類は、海老・たまご・ねぎ・肉(ポーク?)の4種類のようです。
お湯を入れて3分待つと、麺と具がちょうど食べ頃になります。
まずはスープを啜ってみます。かつて食べ慣れた、カップ麺様のスープが美味しくて懐かしい…。コンソメの風味と味わいも非常に良い感じ。
そして麺ですが、写真を撮ったりしていた関係か、やや柔らかくなってしまいました。ですが、それを啜れば、まさにカップ麺!少し、伸び目のカップヌードルのような食感に似ており、十分カップ麺として認識できる味でした。
糖質0麺やこんにゃく麺は、どうしても麺らしさは食感だけで、麺の味わいは無いのですが、カップ麺というジャンルのせいもあるのかもしれませんが、代用食品の中では非常に良く出来ている商品だと思いました。メーカーHPには「小麦粉に糖質含有量の少ない難消化性のデンプンをブレンドして小麦粉由来の麺をおいしさを保った」とありますが、非常に頷けるクォリティーです。
スープとともに麺を啜れば、普通にカップ麺を食べている感じで、非常に美味しく頂くことが出来ました。はじめにかき混ぜたつもりでしたが、少し底に調味料が残ってしまっていたので、念入りにかき混ぜた方が良いでしょう。
別の日に、塩バジル味を試してみました。具はたまご・ねぎ・肉(鶏?)・パプリカとなっています。コンソメ味と比べると、少し糖質量が多いですが、14.4gは非常に優秀です。
湯を注ぐと、バジルの香りが漂ってきます。2分でかき混ぜて食べてみましたが、それでも昨日の麺の食感とあまり変わらなかったので、これは柔らかめになってしまうものと割り切った方が良いかもしれません。バジルの香りと、塩の味が非常にマッチしていて、こちらも大変美味しく頂くことができました。
ただ、食後、通常の糖質制限食同様、即効でお腹が空きます。笑 やっぱり消化に悪い炭水化物の量が少ない所以の特徴でしょうか。
糖質制限中でも、カップ麺を食べることができる時代に感謝!「ローカーボNoodles」、非常にオススメです。早速、今後のためにストックを購入しておきました。