長崎にあまり馴染みがない人でも、長崎と聞いて連想するのがちゃんぽんではないでしょうか。豚骨ベースのスープに、たくさんの野菜や肉や魚介類が入っていて、もちもちした太麺が美味しい麺料理です。
で、長崎ちゃんぽんといえばリンガーハット。関東でも多くのお店がチェーン展開しています。
かつて、私の知り合いに、2人ほど長崎出身者が居たのですが、地元長崎で一番美味しいちゃんぽんのお店はどこ?と別々の機会に聞いたのですが、2人とも即答で「リンガー」と言っていました。笑 このサンプリング調査の結果、少なくとも私の中ではリンガーハットは長崎一旨いちゃんぽん屋の位置を誇っています。
しかし、麺料理なんて、糖質制限中NGじゃないの?とお思いでしょうが、こちらのお店にはこんなメニューがあるのです。
「野菜たっぷり食べるスープ」。これ、「ちゃんぽん麺の麺抜き」です。
付き合いなどでどうしてもラーメン屋に入らなければならない時に使う技が「麺抜き」での注文です。特にタンメンは、具材の野菜が多いですし、スープは塩味なので、比較的糖質が少ないのでお勧めです。
リンガーハットでは、そんな変化球の注文不要で麺抜きが実現できるのです。野菜などの具と、スープだけが盛られたものがこれです。普通のちゃんぽん麺と比べると、糖質60%オフです。
実はですね、このメニュー、誕生には私めが一噛みしているのです。私個人のFacebookに投稿して、大きな反響を頂いた記事が下のものです。
なんと、前回の糖質制限期間中に、リンガーハットさんとメッセージのやりとりをした直後に、この野菜たっぷり食べるスープがリリースされ、定番メニュー化されたのです。何だ、このスピード感!
Facebookにコメントを寄せてくれた、知り合いにリンガーの社員さんがいる私の友達いわく、リンガーハットさんには社訓に”お客様の声をできる限り聞く”とあり、このメニュー開発時に私以外にも同じようなお客さんの声が会議に上がったらしいです。リンガーハットさん、大変素晴らしい企業姿勢です!
では、早速注文してみましょう。今日は期間限定の塩味にしてみました。そちらの方がなんとなく糖質が少なそう?
見た目は完全にちゃんぽんですが、当然ですが麺はありません。野菜がたっぷり盛られています。
塩味は、通常のスープと比べてあっさりしています。具材は、もやしとキャベツがベースになっており、その他、いろいろな種類の具材が入っています。量はメニュー名通り、たっぷりあるので、なかなか食べ応えがあります。
中には、糖質が多めの食材も入っているので、それらは避けて食べましょう。さつまあげ・コーン・玉ねぎ・かまぼこ・人参がNG食材にあたります。
ちゃんぽんドレッシングが準備されてきますが、そのままで十分味が付いていて美味しく食べられるので、余計な糖質の摂取を防ぐためにも、なるべく使わないようにしましょう。
このメニュー、炭水化物量は33.8gです。炭水化物量=糖質量+食物繊維量なので、33.8g全部が糖質とは考えられませんし、これだけ野菜を食べていれば、食物繊維量も多いはずなので、恐らく1食あたりの目標糖質量20g以内に収まっているはず。(HPには食物繊維量が載っていませんでした。)
念のため、NG食材は除いて食べて、スープもなるべく残して食べましょう。