糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

低糖質なとんかつを作ろう!

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とんかつ、美味しいですよね。サクリとした衣、かけられたソースの風味、そして肉から溢れ出す肉汁…。ですが、衣は炭水化物ですし、ソースも糖質が多めなので、残念ながらとんかつは糖質制限中は避けるべきメニューです。

ですが、なんとこの度、高寺は糖質制限中でも食べてOKなとんかつ、ひいてはフライのレシピを開発してしまったのです!

ある日、会社でお昼に、会社の社員の方とおしゃべりをしながら、ローソンの低糖質なブランパンをチーズとハムを挟んでモリモリ食べていました。その時の話題が、ブランパンでパン粉を作れないかという内容でした。そうすれば揚げ物が作れるのに…、と。ブランパンはややもちっとした食感があるので、乾燥させてもなかなか上手く粉になりそうでないのですが、それを「凍らしたらどうか?」という提案を頂いたのです!

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ブランパンを凍らす以前に、実は買い置きをしておいた、お菓子屋のシャトレーゼで販売されている「やさしい糖質生活 テーブルパン」が我が家にはありました。こちら、冷凍された状態で販売されているので、既にカッチカチです。普通のロールパンサイズで、1個あたり糖質量は2.5gになります。

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これをおろしがねでガリガリと挽いていきます。想像以上に順調に挽くことができます。

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こうして糖質制限パンを元に、生パン粉が完成!

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塩コショウした豚肉に、本来であれば、豚肉に小麦粉と卵を付けてパン粉をまとわせますが、小麦粉は省略して卵だけ付けてパン粉をまとわせます。ロールパン1個分のパン粉はちょうど一枚の豚肉相応の量でした。見た目は通常のとんかつと遜色ない感じにできました。

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油できつね色になるまでカラッと揚げていきます。肉が厚めなのでじっくりと揚げていきます。

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さあ、完成です!見た目は普通のとんかつと変わりません。

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そして、とんかつに欠かせないソースですが、実はこんなものを発見していました!「糖類カロリーハーフソース」です。15mlあたり、なんと糖質量1.6gです!これなら安心していただくことができます。

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早速頂いてみると、第一印象としては普通のとんかつと変りなく美味しく頂けます。これはなかなかアリかもしれません。ですが、普通のとんかつと食べ比べてみると、まず衣がモソモソした食感かつ甘味がやはり普通のものと足りません。また、普通のものは衣に小麦粉をまとわせているせいか、比較的衣が厚く、その分、蒸された感じで豚肉の仕上がりがふっくらとしているのに対し、低糖質の方はダイレクトに油の熱が伝わって加熱された感じがしました。ソースも、やや味が薄めな印象ではありますが、ソースの風味は十分楽しめる感じでした。

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ですので、低糖質とんかつの場合、火の通し方はやや弱めで良いのかもしれません。とはいえ、比較的普通に美味しく頂ける範疇だと思うので、低糖質パンを使った生パン粉は成功だと思います。いやー、しかし、とんかつを頂いていると、豚汁とご飯が欲しくなります。そこはハイボールでぐいっと我慢しましょう。

このように、総糖質量4.2gという低糖質とんかつが実現できました。このパン粉とソースを使えば、様々なフライにも応用できます。エビフライ・アジフライ・野菜のフライなど…。料理の幅が広がりますね!是非、お試し下さい。