糖質制限においての魅力として、食べるものを選べばお腹いっぱい食べても良いことが挙げられると思いますが、酒を飲んでもOKという点も大きな魅力です。酒好きの私としては、もし酒がオールNGであれば耐え切れなかったと思います。
勿論、何でもOKという訳ではなく、蒸留酒に限られます。一旦、アルコールを気化させる時点で、原料に含まれる糖質はゼロになります。例えば、ウイスキー・焼酎・テキーラ・ジン等が蒸留酒の例として挙げられます。逆にNGなのが醸造酒で、ビール・日本酒・ワインなどが挙げられます。私はウイスキーが好きだったこともあり、制限中も今もウイスキーのハイボールを中心に飲んでいます。
焼酎OKであれば、チューハイはOKではありますが、割り材に気をつける必要があります。ウーロンハイ・緑茶ハイなど、お茶類で割ったものはOKですが、果汁が入ったものは糖質が含まれるのでNGです。
ですが、最近、テクノロジーの進化により、糖質や糖類ゼロのチューハイ類も多く発売されています。
糖類と糖質はわかりづらい部分があるのですが、糖の質によって違うものになります。簡単に言えば、糖類オフは別の糖質が入っていることがあるので、よりダイエット効果を望むのであれば、糖質オフのものを選ぶべきなのです。
http://www.asahibeer.co.jp/customer/tourui-toushitsu/
チューハイは普段飲む習慣が無いのですが、糖類・糖質オフのものを数点買ってきて試してみました。チューハイをよく飲む妹を連れにしてレビューしてみましょう!
◆STRONG ZERO(糖類ゼロ)
これ、美味しかった!グレープフルーツのレッドの風味がしっかり再現されており、果物の味が良い感じで蘇る気がしました。後味も悪くなく、良い風味が楽しめました。
◆氷結ZERO(糖類ゼロ)
こちらもレモンの風味が非常によく残って美味しかった。やっぱり糖の存在意義、旨さを感じさせる一本でした。
◆氷結 ストロング(糖類ゼロ)
レモンの風味が感じられますが、もっとレモン感があっても良いと思いました。しかし、後味も甘味料のクセのある感じが無く、美味しく飲むことが出来ました。
◆アサヒ 辛口チューハイハイボール(糖質ゼロ)
うーん、味がうすい感じがしました。居酒屋で普通に注文したレモンハイの、後半氷で薄まった感じの味がしました。糖類オフと糖質オフでこんなにも差が出るとは、といった感想を持ちました、
◆タカラ ゼロ仕立て グレープフルーツ(糖質ゼロ)
いろいろなものがゼロという、夢のような商品だが、やっぱり味が薄いです…。グレープフルーツジュースを水で割って薄めたようなぼんやりとした味になっていました。
やっぱり、単純に味わいで言うと、明らかに、糖質ゼロ<糖類ゼロといった感想でした。味覚において糖の存在感の大きさを感じる機会となりました。
事後、飲みに付き合ってくれた妹に感想を求めると、「柿の種が欲しい!」とのことでした。残念ながら、今、家に柿の種はありません…。
正直、糖質・糖類オフどちらでも糖が入っていることには変わりがないので、なるべく飲まずに、焼酎であれば水割り・お湯割り・ストレートで飲むことをお勧めしたいですが、糖質制限中は果物が全く食べることができないので、果物の風味を楽しむためにチューハイを少し飲むのは良い気分転換になるかもしれません。