朝の体重:85.3kg (2016/5/1の74.2kgから+11.1g 昨日から-0.5kg)
<朝>
早めの時間に起床する。
まずは自室でさっと作業を済ませた後、入浴を済ませて身支度を整えて家を出る。
向かうは千葉の幕張のZOZOマリンスタジアムだ。昨日、友人らとLINE等で交流していた所、高校野球の強豪校がひしめく千葉県大会が熱く、今日の準々決勝で習志野 vs 市立船橋という、非常に熱いカードとなったことを知った。
何が熱いって応援の「吹奏楽」だ。
習志野は言わずもがな ”美爆音” で知られる圧倒的なクォリティ・音圧による演奏や、オリジナル曲の「レッツゴー習志野」は余りにも有名だ。この高校のファンでいつか生で聴きたいと常々思っていた。
対する市立船橋も吹奏楽の強豪校で「市船Soul」の作曲ストーリーは、小説や映画にもなった。曲と話は何となく知っていたが、昨晩、初めて小説を一気読みして涙とともに事前学習した。作中に、主人公の元々の志望校だったり、高校時代のライバルとしても習志野が登場する。
こんな、吹奏楽や高校野球など、私の好物しか詰まっていない好カードの試合を知ってしまったからには、さいたま・浦和の片田舎から、はるか千葉・幕張まで行ってこの目で確認せねば気が済まない。入場券は昨日のうちにネット経由で確保しておいた。
なので早朝に武蔵野線で海浜幕張へ。それでも向かう車中は両校のyoutube動画等をワクワクしながら眺めつつ。
海浜幕張駅に降り立つ。仕事柄、幕張メッセに行くことがよくあるので勝手知ったる何とやら。コンビニに寄った後は行きすがらにある牛丼屋にピットイン。試合前に牛丼を胃に納めておくことにしよう。ビールとともにいただく。今日は天気が良くて暑いのでスタミナは必要だ。旨し!
今日の舞台となる、ZOZOマリンスタジアムは往き飽きた幕張メッセのもう少し向こうだ。行列に沿って歩けば会場に到着だ。
地方の県大会、しかも準々決勝と思えない程の来客数だ。私もそのうちの一人なので大きな声で言えないがこの人ら、仕事とか大丈夫なのだろうか。
チケットをもぎってもらって入場するが、1F席はほぼ満席。一人なのでどこかの席を相談すればねじ込めるとは思うが、ゆったりと観戦したく上の席へ。そちらは客がけっこう少なく、端の席も座りたい放題だった。なので一塁寄りでネット等邪魔にならない席へ。
地方の、かつ高校生の大会なのでビール売り子は居ないと思い、こっそり缶ビールを持ち込んではいた。しかし、まるでプロ野球の試合かのように普通に売り子ちゃん達が席を巡っているではないか。金をケチるつもりでビールを持ち込んだ訳ではない。売っているなら普通に買う。
訊くと「初戦から普通に売ってますよー」とアサヒのスーパドライちゃん。大手振って生ビールで乾杯だ。非常に旨し!
飲みながら試合&両チームの応援演奏を耳にし目を向ける。そして目前では熱い高校球児達の熱戦だ。片手にはビール。ここには大好物しかない。一歩先に2023年の夏を迎えた気がする。
両チームとも締まった見ごたえありすぎる試合展開に目頭を熱くしながら観戦。名曲の数々が演奏される。習志野の「レッツゴー習志野」、市船の「市船Soul」。魔曲といわれる各校の持ち曲とともに楽しみながら。おっさんなので「目頭が熱くなる」というのは既に泣いているのと同意だ。
習志野、「凄げぇ」の一言。”美爆音” の別称は伊達でない。あんだけの演奏と応援は「卑怯」だと思うくらい戦況を左右するわ。また、めくるめく曲の展開たるや。相当のノウハウが無いと運用できない。
ただ、会場のオーディエンスの反応を見ていると、甲子園を経験している身としては、まだ地方予選だと両チームの対決色が強く、甲子園でよく見受けられる「野球フェス」の色は薄いと感じた。甲子園ではどっちのチームだったとしても好プレーには敵・味方関係なく大声援が贈られるのに対し、勝ち負けにこだわりある客が多いように感じた。
まぁ、甲子園進出を賭けた地方予選だ。逆にこうしたギラギラ感を楽しめるのがならではなのだろう。これはこれで非常に楽しい。ビールちゃんやチューハイちゃんを呼び寄せてお代わりしながら夢中になる。
今日は変な天候で、試合開始時は曇&にわか雨でいい感じのミストシャワー代わり → 超絶夏のカンカン照り → スコール とめくるめく天気の変わり様だった。
8回あたりで雨が強くなりだし、習志野先攻・市船後攻で、9回表終了時、習志野4-市船1、最後に市船が逆転を狙おうというタイミングでまさかの雨天中断が…。
これで雨天によってゲームセットは余りに市船が気の毒過ぎる。雨が止むことを祈りつつ、中断時間が暇なので高校野球マニアな友人に入電。
何ぁに、どうせ奴もテレワークで暇なのだ。幕張現地からのレポートとともに野球談義に華を咲かせて楽しく雨宿り。
彼の報告によるとほんとピンポイントでZOZOマリンあたりだけが関東近辺では大雨だとか。送られてきた雨雲レーダーがこれだ。
なんでよりによってここかね…。
やがて雨が弱くなり、次第に止んできた。マリン園芸(友人命名。甲子園球場整備のプロたち「阪神園芸」にちなむ)の皆さんが、シートを除去してマウンド等を整備し始めた。
やがて雨が嘘のように晴れてゲーム再開。この雨が、習志野の「恵みの水」となるか、市船の「呼び水」になるか。
結果は前者となり、9回裏を終えて習志野の勝利となった。
<昼>
試合を見終え、そのまま少し作業をすることに。その流れのまま第二試合、木更津総合 vs 千葉商大付属戦も観戦することに。
朝に牛丼を頂いたが、そろそろ小腹が空いてきたので、某マンガで見知っていた、マリンスタジアム名物の「もつ煮込み」をビール・レモンサワーとともに頂く。旨し!
前述の高校野球マニア友人曰く「木更津の圧勝す。コールドもあるかも」と。
ところがどっこい、いい感じのゲーム展開で面白く。今年は全国の地方予選で番狂わせが多い。ついつい見入ってしまう。
だが、流石に暑いし早めに帰りたいなぁ、と思った。なので3回くらいで二階席を後にしようとする。
しかし、ふと思ったのが「県大会予選」だからこそ、応援団近くまで寄って観戦できるのではないかと。
帰る前に一塁側「木更津総合」の応援団の席近くに行ってみた。関係者に聞くと「ラインの手前までは全然行っていいよー」とのことで行くと正に応援団の真横に。さながら応援団の真ん中に居るような感じだ。
埼玉・浦和の片田舎から来ている筆者にすると、正直、千葉の学校は「どっちも頑張れー」な気持ちだが、総合の応援団席に座ってしまうとこちらを応援せざるを得ない。
そして一緒に応援していると非常に楽しい。なるほど、「推し活」の意味が分かるような気がした。何とか総合が勝ってもらいたく応援を始める。私もすっかり一塁側メンバーだ。
結局、17時前の8回まで見続けてしまった。もっと早く帰って昼寝でもするつもりだったのだが…。点差は開くばかりで残念ではあったが、途中で流石に会場を後にして帰路に就くことに。
ちょうどスタジアム前から幕張名物の長いバスが海浜幕張駅まで行くので乗車。麦茶を買って総武線などに乗車。武蔵野線に乗り換えてぐるっと浦和方面へ。
<夜>
帰宅し、まずは水シャワーだ。だくだくに流した汗を落としてようやくさっぱり。
既に飲んでいるので晩酌を楽しむことに。ビール等で乾杯だ。旨し!
写真のほか、食後にヨーグルトを頂いた。
ハイボール片手に自室へ。作業夜の部の開始だ。いろいろ先送りしていた連絡の打ち返し等などを行う。面倒な案件をお願いしている友人と電話で相談などもしながら。
やがて良い時間になって店じまい。飲みながらゆっくり過ごして就寝することに。