糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

8/9 2408日目 甲子園へ

朝の体重:計測せず

外泊のため計測していない。だが、太ったような実感がしている…。

<朝>

携帯アラームで起床する。まず向かうは大浴場だ。相変わらず水はぬるいがサウナ&水風呂を数往復して朝から整う。露天風呂のベンチでふぃ~っとする。最中に水1本飲んだ。

浴後、昨晩来ていた指示pptを精査するが、「?」な部分が多く、朝早めだが電話でいろいろ相談する。ううむ、事前の想定とけっこう変わっている。内容を調整し、足りない情報を準備・支給してもらうことに。こりゃ明日あたりから忙しくなりそうだな。

気づけばチェックアウト近い時間に。荷物整理・着替えをしてホテルを出る。

関西に来たからにはうどんは欠かせない。まずは駅前の立ち食い店へピットイン。ここの「スタミナ」はノーマルな、天ぷら+月見だ。これがまた旨し!

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ヘナヘナのうどん、汁にすぐに同化してフニャフニャの天ぷら。そしてすっきり出汁。それらがとてもよくまとまっている。もう2-3杯食べたい勢いだ。

移動を開始する。今日は関西で特にアポイントなどは無いので帰宅するだけではある。だが、大阪+真夏=…。向かうべきはここだろう。

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春と夏になれば高校野球のテレビ中継に夢中になっているが、一度、実際の現場を見てみたかった。ギリギリのタイミングで残席少ない予約状況の中、どうにか買えた指定席チケットは4200円。初めはちょっと高いなぁ、、、と思っていた。

だが、その費用など安くてお釣りが来る程のコンテンツだとすぐに感じることになる。スタジアムに入ればそこはいわゆる甲子園の風景だった。

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校歌が流れ、アルプス席では吹奏楽が演奏して応援している。テレビで熱戦を楽しく鑑賞していたその原風景が目の当たりにある。感激過ぎて泣きそうになっていた。(おっさんで涙腺が弱いので「泣きそうになる」≒ 既に泣いているの意だ。)

涙を押さえながらビールお姉さんから生ビールを注文。「どこから来たんですかー?」「浦和?私、茨城から来てるんですよー」とか愛想の良いお姉さん。君、超好きだ。

生の甲子園。そして生ビール。最高はここにあった。

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しかも、座席がバックネット付近の1塁側中段で、いい感じに屋根が日陰になっている。

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そして今日は甲子園といえばの浜風全開で、風がそよいで非常に心地よいのだ。こりゃすごく良い席に当たったものだ。どうせ暑くて数時間で帰るだろう、と思っていたがこれならずっと居られる。

試合観戦だけでも非常に楽しいが、1塁側の日大三高、応援の吹奏楽の演奏が非常に上手だった。まるで定演でも聞いているかのごとく。野球だけでも楽しいが、応援の吹奏楽が上手いと更に何倍も楽しい。

特に「暴れん坊将軍」のトランペットのソロ。「あー、これだ!これこれー!超カッコえぇー!」とテンション爆上がりながら。あの音量と音程を保って演奏できるのは素晴らしい。残酷な天使のテーゼの切り取り方とアレンジも非常にカッコいい。

<昼>

観戦と吹奏楽の演奏に夢中になりながら、ビールのお代わりが止まらない。第二試合が終わってトイレがてらつまみを購入。青唐辛子味噌きゅうりと唐揚げだ。

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きゅうりはさっぱりしていて旨い。こりゃいいつまみだ。唐揚げはまぁ、冷凍食品のアレだがこういう場所ではこういうチープなものも良かったりする。ビールとともに頂いた。

ちなみにずっと飲んで野球見ているだけに見えるが、来た連絡は逐次スマホで打ち返しながらだ。ワーケーションの「ワー」と「ケーション」の両方の最中ではあるのだ。

第三試合、3分の1程度が終わった所でトイレがてら甲子園球場散策だ。まぁ、暑さ対策ですだれを巻いたテレビカメラは近くで見ておきたいよねー。

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この辺りはめっちゃバックネット裏。なのでこんな画もスマホで撮れてしまうのだ。至福。

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自席から近めの1塁側二松学舎大のアルプス席近くから眺める。吹奏楽の皆さんやチアさんが頑張っている。甲子園という空間はどこ切り取っても最高だな!

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立ったついでなのでつまみに串カツを追加購入。チープな感じが逆に旨し!チューハイお姉さんからレモンハイを購入しながら。

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第3試合の両チームの吹奏楽の技術はそこそこ。でも、「ザ・甲子園の応援曲」なベタな選曲をしてくれる。「アフリカンシンフォニー」「モンキーターン」「エルクンバンチェロ」「夏祭り」「さくらんぼ」「パラダイス銀河」「ポパイ」「ルパン三世」「狙い撃ち」「君の瞳に恋してる」「We Will Rock You」「あまちゃん」などなどなど…。あー、もうどれもどれもいちいち堪らない。泣きそうになる。(つまり泣いている。)

夢中になってゲームの流れに見入る。心のどっかで期待してた通り、9回表で相手が同点に追いつき、最後9回裏でサヨナラ逆転というマンガにでも描いたような展開で第3試合終了。どちらの試合も締まった見応えあるいいゲームだった。第2試合ではホームランも2回見れたし。

私の出身高校は一度、大昔(1988年)に野球部が甲子園に出場したことがある。その年の甲子園出場校中、地方大会の成績は最下位。それが何故かベスト4までコマを進め、「さわやか旋風」として超番狂わせを演じたことがある。私が死ぬまでの間に、何とかもう一度母校に、この舞台で番狂わせさせてもらえないだろうか、と毎年思っていたが、その思いは更に強くなった。

最後の試合まで観ていたかったが、流石に帰りが遅くなってしまうので泣く泣く帰路に就くことに。後ろ髪引かれる思いで阪神電車に乗って梅田へ。

新大阪駅で買い物を済ませてのぞみに乗車。新幹線車内バーを楽しみながら。551の蓬莱の海老焼売と柿の葉寿司がつまみだ。ビールで乾杯。旨し!

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そして車窓が何よりのつまみだ。甲子園の余韻に浸りながらハイボールをちびちび飲む。

LINEでやり取りした友人の言葉を借りれば、まさに「甲子園は観戦というより雰囲気含めたフェス」だ。あの感じ、そりゃ魔物の一匹や二匹出てきても不思議でない。そしてその雰囲気を体感してしまった私はすっかり中毒者だ。あれはたまらない。たまらなすぎる。

来年は仕事のタイミング関係なく、これを目的に大阪へ来よう、そう思った。

<夜>

やがて新幹線は東京に到着。日常の風景に戻る。浦和駅までの間、すっかり居眠りしていた。

今夜は食事不要と母に伝えている。なので鶏そばでも食って帰ろう。たまには「濃厚」でなく「あっさり」を頂く。旨し!

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でも、やっぱり濃厚の方が好みだなぁ。

帰宅し、水シャワーを浴びてさっぱりする。荷物を片付けてハイボール片手に自室へ。これまでの間に来ていたメールの返信など対応する。

その後、しばらくゆっくり過ごして早めの時間に就寝することに。