朝の体重:計測せず
外泊なので計測していない。
<朝>
早朝に携帯アラームで目を覚ます。苗場恒例、朝のゲレンデのジョギングを楽しみにしていたのだが、残念ながら外は昨日の天気予報通り雨。諦めて二度寝することに。
再び携帯アラームで目を覚まして起床。まずは大浴場へ。朝はサウナお休みなのでじっくり湯に浸かる。気持ち良し!内湯だが窓が開放され、風が強いのでまるで露天風呂だ。ずっと入っていられる。湯が温泉だったらなぁ…。
浴後、レストランへ。朝食を頂くことに。朝もビュッフェだった。今日はほぼ休みモードなので朝からビールを頂くことに。湯上がりの朝ビール、非常に旨し!
ゲレンデビューのレストラン、非常に眺めが良い。少し山の上の方は雲で覆われていた。山間に居ることを再確認される。山の風景もずっと見てられるものだ。
ホテルのオムレツって旨いよねぇ。シェフがその場で焼いてくれるやつ。このホテルはウェイターさんが持ってきてくれるので別に裏で焼いてくれても構わないのだが。お代わりも頂いた。
昼兼とするため、写真の他にもカレーライスなども頂き、フルーツやデザートも頂いて腹いっぱい。コーヒーは某飲料メーカーのディスペンサーのものだったので頂かず。そこは手を抜かないでもらいたかったなぁ。がっかり。
食事を終え、もうひとっ風呂ザブンと浴びて気持ち良し!
そういや以前このホテル本部の案件を担当したことがあった。今後も発生する気がするのでホテル内の掲示などを参考資料としていろいろ撮っておくことに。デザインのトンマナや好みの傾向などの参考にしよう。
部屋に戻り、ひとまず作業タイムに。レモンサワーなどで乾杯しながら。外は小雨が降っているようだが、時折雲が切れて明るくなったり。予報では午後から晴れとのことなのでちょうど良い時間つぶしではある。連絡を打ち返したり、制作パートナー等に指示や相談したり。
作業が一段落したので仮店じまい。結局、天気は変わらない感じだったがホテルの部屋を出る。苗場で過ごす春の楽しみ「山歩き&ふきのとう狩り」だ。昨年はなかなかの量を収穫できたが今年は如何に?フロントで傘を借りて散策開始だ。
ホテルから歩けばすぐにふきのうとう群生地が。しかし、このように花が咲いてしまっているとちと遅い。まぁ、食べられないことは無いのだが。
小雨が時折降る中、山を歩いていく。あちこちに雪が残っており、雪の近くにはようやく芽を出したふきのとうが。
ふきのとうは同じ株から芽を出すので群生している。なのでいい感じのものが採れると、その周囲でいくつも取れたりする。
なので下記の写真のようなエリアを発見するとまるでボーナスステージ突入のような気になり、「いやっほう!」と、脳汁がダクダク流れ出す。
そんな感じで時折、収穫に夢中になりながら春の苗場の山道散歩を楽しむ。あちこちで「カタクリ」の花が綺麗に咲いていた。雪国に春の訪れを告げる花だ。
昼過ぎから空の雲が晴れて青空&太陽が出てきた。いい感じでふきのとう狩りが進んでいく。途中、ウイスキーと水をチビチビ飲みながら。
結果的に昨年に匹敵するような量を収穫できた。「さて、終えるか!」と思い、残雪の上を歩いていたときにアクシデントが。雪に覆われて分からなかったが、雪の下に大きな落とし穴が。右足の膝を打ってしまった…。これがなかなか痛い。今後、残雪の上は歩かぬよう肝に命じることに。
痛いだけでなく、傷から血が出てしまい、ズボンを汚してしまう…。近くにフジロックの木道があり、材を積んだ場所があってちょうど座れる感じなので一休みしてズボンをたくし上げる。
大した傷ではないが、朝から酒を飲んでいるのでなかなか血が止まらない。「あーあ、やっちゃったなー」と思いながら森を眺める。
<昼>
朝食をいろいろ頂いたが小腹が空いてきた。朝食時、美味しかったのでレストランからこっそり失敬してきた「湯葉と豆腐のナゲット」をつまみに、持参していたビールで乾杯だ。旨し!
アルコール摂ると血が止まらんっちゅうのに。それでもやっぱりビールはやめられない。
このままずっと座っていても仕方ない。ズボンをめくったまま歩き始める。痛いは痛いが、歩けないほどではない。
白樺の森を眺めながら木道を往く。
やがて到着したのは水芭蕉の群生地だ。これを観るのも春の苗場の楽しみの一つだ。
木道&水芭蕉、まるで尾瀬にでも来たかのような感じだ。太陽に照らされた花たちが非常に綺麗だ。
ようやく血が止まった痛い右足を引きずりながらようやくホテルに到着。
部屋に到着。まずは血のついたズボンを部屋で軽く洗濯。濡れに濡れた靴を乾かす。
やがて大浴場オープンの時間となったので風呂に。湯に浸かってリラックス。サウナでじっくり汗を流しては水シャワーを浴びたり。1時間程度往復する。途中、冷水機の水を飲みながら。
浴後、部屋に戻ってまずは作業タイム。山の中を歩いている最中、尻のポケットのスマホがピンロンピンロン鳴っていたのを完全無視してふきのとうハンターになっていた。来ていた連絡などを一気に打ち返す。
作業を一段落させ、ビールを飲みながらふきのうとう処理を開始。山菜は鮮度が命。テレワーク遠征時に鍋調理で役立つミニカセットコンロを持ってきた。
ユニットバスの洗面台で採ったふきのとうを洗ったり、余分な葉などを落としたりしては鍋で軽く茹で、水に浸けてアク抜きしていく。
昨年もそうだったが、収穫中は脳汁が出ているので夢中だが、後でこの面倒な下処理でげんなりする。昨年同様、洗っても洗っても、茹でても茹でても終わりが見えない…。鍋、7-8杯くらい茹でてようやく完了。
昨年の学びから、鍋のサイズを大きめにし、鍋の他に「ザル」も持ってきた。素手で扱ったところ指が1週間以上アクで茶色くなってしまったことから、使い捨てのビニール手袋を持参して活用。どんなことでも回数を経るとノウハウが溜まり、カイゼンできるものだ。
ようやく一息ついた頃には夕食のレストランの営業時間になっていた。
<夜>
なのでレストランへ。今夜もビュッフェなのでいろいろ好みの料理を集め、飲み放題をオーダー。ビールなどで乾杯だ。旨し!
昨夜の特別メニューはステーキ、今夜はローストビーフのようだ。肉質も良く、火の加減もいい感じで非常に美味い。
散々ふきのとうの処理を終えた今、この肉に「ふき味噌」を付けて頂きたいのは、多分日本中の誰よりも私だと思う。友人の金言『聞くだけタダ理論』を発動、切り分けてくれたシェフにダメ元で聞いてみたところ出して頂けた。さすが国内有数のホテルブランド、柔軟な対応が素晴らしい。非常に旨し!
「ふき味噌」のほろ苦い旨味が肉と良く合う。右足がまだ痛いのもほろ苦いが。
写真の他にもカレーのルーや、デザートなどを頂いて満足。食後、改めて大浴場へ。ザブンと湯に浸かって気持ち良し。
部屋に戻り、まずするのはふきのとうの処理だ。茹でて水にさらしていたふきのとうの水を切っていく。ザルを活用して水分を思いっきり絞りながら。採ったふきのとうはビニール袋いっぱいだったが、茹でて水にさらして絞った後は4分の1程度に。zip圧縮でもしている気分になる。冷蔵庫に保管して明日持ち帰ることに。
ようやくふきのとう対応が終わって作業夜の部の開始。ウイスキーとチェイサーの水を飲みながら。これまでに来ていた連絡などを打ち返す。
やがて作業を終えて店じまい。しばらくゆっくり過ごして就寝することに。