朝の体重:86.7kg (2016/5/1の74.2kgから+11.8g 昨日から-0.1kg)
微減!
<朝>
早めの時間に携帯アラームで目が覚めて起床する。まずは入浴を済ませてガッツリ汗を流す。身支度・荷物を整えて家を出る。
今週末は秩父へ旅行に行くことになっていた。ウイスキー仲間である、秩父在住の方(仲間といっても年上で兄貴分な方だ)が秋にでも遊びにおいで、と誘ってくれていた。毎度のごとくお言葉に甘えて遊びに行くことに。残念ながらよく共にお邪魔する地元の友人は仕事の関係で厚岸に引き続き、今回も行けず、私一人での訪問だ。
バスに乗車。浦和駅から池袋に出て西武鉄道の特急で向かうのが快適だ。浦和~秩父と同じ埼玉県内の移動なのに、一旦都内に出たほうがスムーズなのことに毎回少しモヤる。
車内で早速PCを開いて作業を始める。一件、永田町オフィス関連の制作物で早めに修正指示を出さねばならなかった。早めに池袋駅に行き、喫茶店でも入って作業しようと考えていたが、車内でも十分作業できる。
浦和駅からSS(湘南新宿ライン)に乗車。いつものグリーン車なので普通にPCで作業可能。その結果、移動中に指示出しを完了することができた。
池袋に到着。結果、予約した特急まで1時間近く時間を余してしまった。まずは軽く腹ごしらえをしたい。昨日まではこの季節にしては暖かったが今日から寒くなっている。寒い朝は立ち食い蕎麦に限る。朝サービスのたぬきつねそばを頂く。旨し!
秩父に行けば旨い蕎麦をいろいろ頂く予定だが、立ち蕎麦はまた違う旨さがあるのでこれはこれで良い。
食べた後でもまだ30分以上時間を余す。どうやって時間潰そうかなぁ…、と思いつつ特急の表示を見ると1本早められそうだった。しかも早める電車の方が臨時列車のようで予約した列車よりも空いていると書かれている。同じ時間潰しでも秩父で潰す方が楽しいだろう。慌ててスマホで予約を変更、売店で軽く買い物を済ませて乗車する。
定刻から4分遅れて発車。ただでさえ快適な特急「ラビュー」だが、確かに車内は空いていて更に快適だ。ビール等で車内バーを開始する。旨し!
車窓を眺めながらの車内バーは最高だ。今日も天気が良く、最高の旅行日和だ。
やがて飯能に到着。スイッチバックで進行方向が逆に。空いてる車内なので初めて座席の向きを逆にした。
車窓が住宅街から山の風景にみるみるうちに変わっていく。この風景の変化がラビューの魅力のひとつだと思う。深まる秋、森や山の紅葉の風景を楽しむ。
秩父に到着。毎度感じるが空気が綺麗で気持ち良い。駅に降り立った瞬間感じる。
一本早めたが遅延で少し到着が遅れたため、駅前でしばらく時間を潰しているとウイスキー兄貴ご夫婦が迎えに来てくれた。久々の再会を喜びつつ、兄貴おすすめの蕎麦屋へ向かう。
<昼>
近況を話しながらしばらくドライブして隣町の蕎麦屋へ到着。まずは「もり」と天ぷらをビールとともに食べてもらいたいとのこと。醸造酒は苦手な兄貴にすっかりドライバーを任せてしまって申し訳ないがビールで乾杯させていただく。
なるほど、非常に旨し!
やっぱり秩父は蕎麦偏差値が高いなぁ。。天ぷらもどれもいちいち美味い。この店は兄貴の実家近くで昔からよく食べていたいわばソウルフードとのこと。羨ましいソウルフードだ。
途中から奥さんと熱燗で改めて乾杯。普段飲まない日本酒だが、蕎麦つゆに非常に良く合う。
そしてお代わり蕎麦は兄貴イチ押しの「鴨南つけ蕎麦」だ。これがまた非常に旨し!
少し柔らかめな蕎麦だが、それが鴨南汁にまた良く合う。どっぷり汁に浸けて頂けば幸せが押し寄せる。熱燗のつまみに鴨南汁がまたよく合う。。塩分過多だろうが飲み干してしまった。
食べつつ、飲みつつ、いろいろ会話しながら楽しい時間を過ごした。たまたま隣席に兄貴の幼馴染一家が。一緒に楽しく過ごさせて頂いたり。
食後、少しドライブ。山の上にある大きな公園へ連れて行ってくれた。野音やホールあり、いい感じの遊歩道ありの非常に素敵な公園だった。銀杏並木は終わって落葉していたが、紅葉が非常に綺麗で青空によく映えていた。ジョギングしたら最高そうな環境だった。
秩父にウイスキー関連でしばしば訪れるようになって10年近く経ったが初めて来た。すると兄貴曰く、「秩父に観光で来たら真っ先に来るところだよ」と。花より団子、観光よりもウイスキーの姿勢を象徴するような談話だった。
途中、お菓子屋さんに寄って兄帰宅に到着。お菓子とコーヒーを頂くが「デラさん、黒ビールあるよー」と誘われれば、あざます!と頂いてしまう私。
写真はイメージ。(写真とは別にモンブランを頂いてしまい、ちちぶロールは持ち帰りさせて頂いた。)
兄貴は今回も見事なウイスキーの逸品各種を出してくれた。私も是非とも味わってもらいたい今年の一品を披露させて頂いたり。
いろんなウイスキーを舐めつつ、ウイスキー談義に花を咲かせたり、近況などの雑談に興じる。じっくり落ち着いてウイスキーを飲みつつ、ゆったり過ごす時間は非常に贅沢で楽しい。
ほんと、ウイスキーという琥珀色の美味い酒は、不思議と良い縁を取り持ってくれる。今日の兄貴ご夫婦は勿論、他にもウイスキーを介してあった出会いはいろいろあり、自分の人生を豊かにしてくれている。ただのアルコール飲料ではない力がウイスキーにはあると思っている。
ウイスキーにビールに甘いものや、奥さんが出して下さったつまみ各種、チェイサーの水やコーヒーなどいろいろ頂いた。
<夜>
「デラさんに食べてもらいたい洋食屋があるんだよー」と、兄貴レコメンの洋食屋に夕食を取りに出かける。閉店が7時半と早いので、夕方過ぎに兄貴宅を出てみなさんと徒歩で向かう。
日が陰って盆地の秩父が寒さの本気を出してきた。非常に寒い!だが、この寒暖差が秩父のウイスキーの熟成を早める一因だよなー、と思うと寒さもまた良し!と思ってしまう程にウイスキー脳に冒されている。
駅近くの洋食屋に到着。いい雰囲気の店だが、初めてこの地に来た人は絶対目に入らないような場所の店だ。「初めて行った出張の土地、たまたま入った店の料理が異様に美味く、次回その土地に出張に行った時には決して二度と出会えなかった店」が自分の経験上いくつかある。そんな感じの店だった。(今回はしっかりと場所を記憶済み。)
恐縮なことに、兄貴も奥さんもビール不要とのことで私一人で乾杯させて頂くことに。散々兄貴のコレクションのウイスキーを頂いた後ではあるがこれはこれで旨し!
シーフードサラダを前菜に、ピザやら、
ナポリタン(アルデンテな麺が非常に旨し!)やら、カキフライなどを頂く。どれも非常に旨し!
特にカキフライは型が大きく、その分ジューシーで厚岸で頂いたカキフライに負けじ劣らずなクォリティ。
こりゃいい洋食店だわ。ブックマークに登録。秩父の名物はホルモン・わらじかつなどいろいろあるものの、これだけ通っている土地だともうお腹一杯だ。だからこそ、こういう地元の人が通う店を知れることの方が価値あるものだ。
飲みつつ食べつつ、改めて楽しい時間を過ごす。「店のおばちゃんたちは塩対応」と兄貴から聞いていたが、いい感じでおばちゃんがニコニコ接客してくれたのが印象的だった。後で兄貴が「超レア対応」と言っていた。
食後、店を出てホテル方面まで兄貴ご夫婦が送ってくれて途中で別れる。今回も楽しい時間を提供していただいて感謝だ。お礼を申し上げてお別れする。またお世話になりっぱなしになってしまった。
ホテルに入るにもまだ少し早い。なので秩父といえばのバーに寄ることに。
店に入ると「おぉ、どうしたんですか?」とマスター。どうした?って飲みに来たんだよ、と笑いながら着席。塩対応で有名だが顔は覚えてくれているようで嬉しい。
早い時間だがひと波終わった後とのことで店には私一人。ウイスキーを頂きつつ、マスターといろいろ会話を楽しむ。秩父のウイスキーが沢山あるのでマスターに珍しいところをおすすめして頂きながら。
やっぱり秩父のウイスキーは美味いなぁ。何だかんだで秩父の美味しいやつは好みだ。
ハーフでいろいろ頂き、いい感じのところでお会計していただいて店を後にする。2月の秩父でのウイスキー祭での再会をマスターと誓いながら。
寒い中ではあるがいい感じの酔いの中、ホテルへ。最近オープンした新しめのホテルに泊まってみることにした。他のビジネスホテルより数千円高いが。
チェックインして部屋へ。なるほど、部屋は靴を脱いで上がる和的な洋室でいい感じの作りだった。
まずは大浴場へ。温泉という大浴場は内風呂と露天に加え、いい感じの広さのサウナ・水風呂も。
温泉かどうかは「?」だが気持ち良し!既に泥酔気味なのでサウナは明日朝にパスしたが、水風呂にはザブン。非常に良い冷たさで最高だ!こりゃ明日のサウナが楽しみだ。
浴後、自販機でレモンサワーを購入。自室に戻って飲みながらしばらくゆっくり過ごす。やがて良い時間になったので就寝することに。