糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

4/9 2286日目 秩父へ

朝の体重:81.9kg (2016/5/1の74.2kgから+7.7g 昨日から+0.4kg)

半身浴せずでこの数値はいい感じなのでは!?

<朝>

何だか昨晩あまり深く眠れず、数時間うとうとしてはトイレに立つ睡眠を繰り返し、最後早めの時間に携帯アラームで起床する。シャワーを浴びて身支度を整えて家を出る。

今日・明日の1泊2日、埼玉県内ではあるが秩父へ旅行に行くのだ。旅行と言ってもただの旅行ではない、かなりのプレミアムツアーが企画されている。「秩父蒸溜所」見学会だ。

秩父蒸溜所は知る人ぞ知る、クラフトのジャパニーズウイスキーの先駆けかつ世界に誇れる蒸溜所だ。見学会は酒屋やバー関係者などに限られており、誰でもふらっと訪問できる訳でない。なのだが秩父在住のウイスキー仲間というか兄貴的な方がプライベートな見学会をセッティングしてくださりご招待頂いたのだ。万難を排して秩父行きを調整した。

兄貴と共通の地元の友人とバス停で待ち合わせ。2日間の旅連れだ。駅前のコンビニでいろいろ購入してSS(湘南新宿ライン)で池袋へ。

事前に購入していた特急券西武秩父行きの特急「ラビュー」へ乗車。ビールやハイボールで旅立ちの祝杯だ。旅行は往きの車中が一番ワクワクして楽しいものだ。ハムやサンドウィッチをつまみながら。

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とはいえ、今日はただの旅行ではなく、蒸溜所の様子をいろいろまぶたに焼き付け、スタッフの方の話を記憶したい。取材モードなので泥酔する訳にはいかないので数杯でセーブしておく。

やがて秩父へ到着。駅前に車で兄貴が迎えに来てくれていた。まずは今夜のホテルに行き、荷物を預ける。

その後、秩父市内でも桜の名所である公園へ。浦和付近では桜も終わっていたが、往きの車窓で気づいていたが気温の低めの秩父はちょうど今週が桜が満開のようだ。桜コンティニュー!

青い空、暖かい気候、そして清涼な空気。素晴らしい花見を楽しむ。

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そして春の秩父といえば芝桜だ。少し早めの時期ではあったが、遠くの武甲山を背景にした羊山公園、とても綺麗だった。春だなー。

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兄貴のご自宅を訪問し、しばらくゆっくり過ごしてまずは昼食へ。毎度、美味い蕎麦屋のあちこちをご案内頂いているのだが今回初の蕎麦屋へ。3色蕎麦を食べてもらいたいとのことだ。

下記写真、3時方向から更科・2番蕎麦・3番蕎麦とのことだ。それぞれ蕎麦の実の磨き分けによるものだそうだ。

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これがまた非常に美味い!それぞれ個性があり、それぞれに美味い。個人的には2番がちょうどいいバランスで好みだった。蕎麦つゆも蕎麦湯も美味い。美味い蕎麦を食べると秩父に来たなーと感じる。

見学会までまだ時間があるので兄貴宅に戻り、コーヒーを頂きながらしばし歓談。ウイスキー関係のテレビ番組を視聴したり。

やがて移動開始。蒸溜所は市街地から車で30分程度離れた場所にある。これまで何度か訪問したことがあるが春のこの季節は初めてだ。約束の時間までしばらくあるので外観などを撮影する。あー、フォトジェニック。

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上記写真は第一蒸溜所だ。数年前、ここよりも規模の大きい第二蒸溜所が稼働を始めた。今回のツアー、2時間程度の間、如何様にも見学コースを設定できた。

兄貴から「デラさん、コースどうしたい?」と事前に相談されていて、「第二全振りで!」「だよねー!」と。第一を見学していても、第二をガッツリ見学している人はそう多くない。蒸溜所の進化を目の当たりにすることにする。

第二の敷地で今回の参加者(とはいえ、私達・兄貴夫婦含めわずか6人のほんとプライベートツアーだ)と合流し、蒸溜所スタッフOさんにご案内いただくことに。この少人数だとガッツリといろいろ話を伺える。コロナ禍でこうした蒸溜所見学会もご無沙汰だった。大変興味あるウイスキー造り、興味深い話をいろいろ伺った。

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第二は第一の約5倍の規模感。どの製造装置・新たな貯蔵庫も大規模でまるで別の蒸溜所のような感覚だ。そして造り手Oさんの話が面白すぎる。

ゲストハウスのある第一へ戻る。ちらっと製造棟・貯蔵庫も覗かせてもらったが改めて第二と比較すると違いが分かって面白い。

そして最後のお楽しみが試飲だ。そこで造られたウイスキーをその場所で楽しむ、何とも贅沢な時間だ。しかも「試飲、いろいろ用意して待ってますねー」とOさんの事前予告通り、これまでの見学会ではお目にかかること無いようなレアな原酒ラインナップで感激…。兄貴のご尽力のおかげだ。どれも美味い…。そして楽しい。

楽しく濃厚な時間はあっという間に終わった。最後にグッズをいろいろ購入して蒸溜所を後にする。車が見えなくなるまで手を振って見送って下さったOさんが印象的だった。

ホテルに送って頂き、再会を約束して兄貴夫婦とはお別れする。このお二人との仲もけっこう長い。それもこれも茶色で香り高い「ウイスキー」が取り持ってくれたご縁だ。ほんとウイスキーとは素晴らしい出会いをもたらしてくれる不思議な酒だ。そんな酒やそこに集う人々が大好きだ。

ひとまずホテルにチェックインし、荷物を全て部屋に置いて外へ出る。散歩がてら今夜の食事処を考えることに。駅前で秩父地ビールを飲みながらふらふらと。

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しかし、酔っ払っていたからか盛大に道に迷うことに。思いっきり想定とは別方向を歩いていた。まぁ、急ぐ旅路でもないのでいい散歩になった。

駅前のホルモン屋へピットイン。秩父はホルモン焼きが名物だ。新鮮なホルモンが安い値段でいただくことができる。ビールやレモンハイ等で乾杯だ。非常に美味し!

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〆に蕎麦を食べたかったが、夜にやっている美味い蕎麦屋を私たちは知らない。なのでホルモン屋で冷麺をいただくことに。酸味の強い汁だがそれがホルモンの後だとさっぱりしていて美味い!

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腹がふくれたところでウイスキーがいろいろ揃っているバーへ。マスターとは顔見知りなのでいろいろ話を交わしつつ、いろいろな銘酒をいただくことに。ボクシングの中継を眺めつつ、チビチビと美味しいウイスキーを楽しんだ。

気づけば良い時間なのでホテルに戻る。だが、酒キチガイの我々、シャワーを浴びた後私の部屋に再集合。秩父名物の漬物「しゃくしな漬け」をつまみつつ、ハイボールを飲みながら深夜まで楽しむ。

日が代わってしばらくした頃に解散。記憶が曖昧だが写真に残っているため間違い無いが〆にカップ蕎麦を食べたようだ。

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蕎麦処の秩父に来たものだからカップ麺でも蕎麦を食いたかったのだろうな。

濃厚な一日を終えて就寝することに。