朝の体重:計測せず
外泊のため体重は測っていない。
<朝>
実は旅行先でジョギングをしようと短パンなどを持ってきていた。早朝に起床して見知らぬ街をひとっ走りして風呂に入ろうと。
だが、昨晩相当深くまで飲んでしまったため、早朝の携帯アラームを速攻切って二度寝してしまう。旅先でもジョギングできるようなシュッとした男になりたいものだ。
友人と言い合わせていたチェックアウト時間に併せて最終的な時間にようやく起床。シャワーを浴びて荷物を整理してチェックアウトする。
まずは街を散策する。朝から秩父の地ビールで乾杯だ。暖かい気候の中、非常に美味い。
西武秩父から秩父鉄道の秩父駅方面へ歩く。昨日の失敗があったので道を慎重に選びながら。途中の公園に野良猫?が。このトラちゃん、人に慣れているのか私のようなおっさんにもまさか撫でさせてくれた。非常にかわゆす!
まずは秩父の神様に挨拶することに。神社を詣でる。本殿が改装中のようでカバーがかかっていたが。秩父神社、すごく広い訳ではないのだが何とも雰囲気が良い。
毎年2月に開催される「秩父ウイスキー祭」。国内でも有数のウイスキーイベントなのだがこの「神社」で開催されるという、なかなか雰囲気があるイベントだ。昨日訪問した蒸溜所を記念するために始めたイベントで、これまた昨日訪れたバーのマスターがその運営にとても深く携わっている。
この数年はオンライン開催だったが、来年こそはリアルにこの場で開催できることを切に願う。しばらく境内のベンチに座ってぼーっと過ごす。
<昼>
やがて開店時間になったので兄貴おすすめの喫茶店へ再訪する。この店のナポリタンが非常に美味いのだ。ナポリタンといえども麺はアルデンテ、品のあるトマトソース、小海老などの具がとても良い。瓶ビールで乾杯だ。
近所にあれば通うような店だ。「エビピラフ」もすごく気になった。次回以降の課題としよう。
食後、再度歩いて西武秩父方面へ。駅前の温泉施設へピットインする。サウナ・水風呂や炭酸泉、温泉などにじっくり浸かる。なかなか施設レベルが高い割に値段はそうお高くなく、満足度の高い施設なのだ。
温泉に浸かってぼーっとする。晴天の太陽の光が、水面を反射して屋根にゆらゆら揺れる。青空に映えた桜が時折強めに吹く風に揺らされて花吹雪となって自分に向かって飛んでくる。あー、桃源郷とはこのことだろうか。「花見湯」と名付けられた湯に浸かりながら最高の春の時期を楽しんだ。
すっかり整えて温浴施設をチェックアウト。ナポリタンを食べた後だが駅前の蕎麦屋にピットイン。名物という牛すじ煮込みを頂きながらビールで乾杯する。美味し!
〆は蕎麦だ。この店の蕎麦、ここで打っている訳ではないだろうがそれなりに美味いのだ。秩父は蕎麦偏差値が高い。
満腹になったが帰りの特急の時間までまだしばらく残っている。なので以前から話では聞いていた、この蕎麦屋の上にある土産物屋へ。
「土産物屋」というものの、土産物は店の1割程度で9割はウイスキーのボトルで占められているという変な土産物屋だ。それらボトルはキャッシュオンでお安く楽しむことができる、いわばバーみたいな場所なのだ。
更にそこのマスターは秩父の地でミード(蜂蜜酒)の醸造所を作って運営している。初めてミードを頂きながらいろいろと話を伺うことに。ミード、氷を少し入れたロックの形でいただくと甘さ・香りが豊かでとても美味しい。一気に気に入った。
話し好きのマスター、いろいろ突っ込んでいくと話が止まらない。そして造り手の話は面白過ぎる。ウイスキーやミードを頂きながら会話を楽しめば、気づくと特急の時間が近づいていたので再訪を誓って店を後にする。
帰りの車内バー、ビール等で乾杯だ。発車前に仕入れられたこんにゃく煮をつまみながら。美味し!
昨日も今日も濃い時間を過ごした。飲みながら友人とこの2日間の思い出を反芻しながら池袋へ。徐々に木に囲まれた山の風景から、建物やビルに囲まれた都会の風景に変わっていく。秩父から池袋への帰り道、いつも非日常空間から日常の生活に戻っていく感が半端ない。
<夜>
池袋からSS・タクシーで帰宅する。今夜は久々に妹夫婦・姪っ子らが遊びに来た。さっと風呂を済ませてビール等で乾杯だ。
とはいえいろいろ食べてきたので腹が減っておらず、少しつまむ程度に。姪っ子・妹といろいろ話を楽しみながら飲んだ。
やがて妹の旦那も仕事を終えてやって来た。だが、この2日間、それなりに活動して疲れていた。なので歓談も早々に失礼し、大分早い時間に床についた。