糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

10/23 2848日目 北海道・釧路/厚岸 1日目

朝の体重:86.5kg (2016/5/1の74.2kgから+12.3g 昨日から-0.6kg)

そこそこ減った!

<朝>

携帯アラームで起床する。入浴を済ませてガッツリ汗を流す。

浴後、麦茶を飲んでしばらくゆっくり過ごし、荷造り・身支度を整え、しばらく自室に戻って作業対応を行う。

やがて時間になったので家を出る。今日から2泊3日で、毎年この時期恒例となっている北海道・釧路(厚岸)を訪れることになっている。ウイスキー蒸溜所を訪問するのが目的だが、コロナ前に亡くなった父親の出身地でもあり、馴染みの深い土地だ。

いつも道連れの地元の友人は仕事の関係で都合が付かず、今回は一人で行くことに。昨日の昼飲みで悔しそうにしていた。

まずは羽田空港を目指してバス・電車を乗り継ぐ。羽田空港へはまず浦和から品川まで向かう。

早速、車内バーを楽しむことに。散々この先、魚介を楽しむ予定だが、どうも寿司の気分になっていたのでスーパーで買ったワンコインのパック寿司をつまみに。これが意外とそこそこ美味くて驚き。

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品川で京急に乗り換える。このルートが一番スムーズで便利なのだ。

空港に到着してチェックイン。荷物検査を受けて空港内へ。飛行機に乗るのは久しぶりだ。

蕎麦でも食べたかったが、搭乗時間まで中途半端な時間&昼時なので混んでいたため見送る。クレジットカードで入場できるラウンジに入って氷を調達。ついでにコーヒーを一杯頂いた。待ち時間に生ビールを一杯だけ楽しむことに。

やがて時間になって搭乗。プラス2000円程度で乗れるJAL国内線のアッパークラスである「クラスJ」の席を予約していたのだが、機材がまさかの国際線仕様でビジネスクラスの座席だった。いやっほう!

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沖縄や福岡線で国際線使用機材が投入されていることは知っていたが、釧路線で投入されるとはねぇ…。これは非常にラッキだー。

座席をいろいろ試してみる。リクライニングは勿論、フルフラットになって寝ることまでできる。

海外便のCクラスだったらまずはシャンパンでも頂きたいところだが、プラス2000円程度ではさすがにそこまでの大判振る舞いはない。搭乗前に買っておいたエビカツサンドをつまみにレモンサワーで乾杯だ。ラウンジの氷がここで生きる。旨し!

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海外仕様のため、WiFiや映像サービスは無いようだ。せめて現在位置のナビゲーション画面くらいは欲しいところだったが、C仕様座席を前にしては文句は一切ない。

ドリンクサービスでコンソメスープと水を頂く。機内のスープはなぜこんなにも美味いのか。「お代わりいかが?」とCAさんに勧められたのでコーヒーも頂いた。

やがて釧路空港に到着。名残惜しく座席を後にして降機。まずは長袖をバックから取り出す。さいたま・浦和の片田舎とは気候がまるで違うのだ。

空港から釧路駅行きのバスに乗車。自販機で買った水を飲みつつ、うとうとしながら。

釧路駅に到着。コンビニで買物を済ませて厚岸行きの列車に乗車。一両編成のこじんまりした気動車がいい感じだ。

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ちょうど夕方で高校生の帰宅時間帯のようでけっこうな乗車率。高校生の隣の席に座れば、折角買ったハイボールセットを広げづらい…。大人しく車窓を眺めて楽しむことに。

色づいた紅葉が美しく、そこかしこに鹿の姿が。すげぇ!と思って眺めるが、地元の人達は特に関せず。いつもの風景なのだろう。しかし道東の夜は早い。5時前には真っ暗になってしまった。

1時間近く揺られて厚岸に到着。駅前にあるホテルにチェックイン。毎度お世話になっているので支配人の方ともすっかり顔なじみだ。記帳を省略して部屋のキーを預けてくれた。

部屋に入り、まずは数日の基地を作る。これまでの間、ちょいちょい連絡対応していたが、先送りしていた件を一気に対応してしまう。

やがて一段落し、夕食前に大浴場へ。小さいながらも風呂があるのが嬉しい。熱めの湯が心地よい。

<夜>

さて、北海道大陸にて初の食事だ。こちらのホテルは食事が美味く、これも楽しみの一つだ。ビールで乾杯し、牡蠣をはじめとした厚岸の海産物三昧に舌鼓を打つ。非常に旨し!

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北寄貝の刺身も、北海しまえびも美味いなぁ…。

生牡蠣の横に、厚岸の蒸溜所の樽材を使ってスモークした燻製牡蠣が。半生ながら薫香が素晴らしく酒にマッチする逸品だった。ちなみに後ほど「ひとつ余っていたので…」と支配人が絶品スモーク牡蠣をサービスしてくれた。

毎年「帰ったら真似て調理しよう」と思う、すりおろし玉ねぎ風味のアサリのワイン蒸しがこれまた絶品。特にスープが。サンマの塩焼きもこの時期、本場・釧路ならでは。

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生・焼き・スモークで出してくれた牡蠣だが、正直、フライが一番美味い食い方だと思っている。そして厚岸の蒸溜所のスモーキーなハイボールにカキフライが非常に良く合う。何せ、ウイスキーマニアの支配人が自分で小さな樽に詰めて追加熟成させたりした一品なのだ。

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〆の食事は牡蠣飯。そして味噌汁はこの辺りの名物の花咲蟹の汁だ。美味くない訳がない!

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ほんと五味さんのところは食事が非常に美味い。魚喰いの私が自信持って太鼓判を押す。

ちなみに、数年前に来たときに目撃した、地元の子連れの方が食べていたナポリタンやハンバーグといった、いわゆる洋食メニューもそれはそれは大層美味そうだった記憶が鮮明に残っている。

食事の後はウイスキータイムだ。他のお客さんの給仕の合間を縫って、支配人の方が来てくれてウイスキートークを交わす。美味いウイスキーを舐めながらマニア同士話も盛り上がる。この時間も厚岸訪問の楽しみの一つだ。

他のお客さんも居たので良きところでレストランを後にする。また明日のトークも楽しみにしながら氷を頂いて部屋に戻る。

ハイボールを飲みながら作業夜の部の開始だ。これまでに来ていた連絡を打ち返したり、制作パートナーらに共有したり。

その後は飲みながらしばらくゆっくり過ごし、早めの時間に就寝することに。