今日の体重:計測せず
外泊のため計測していない。
<朝>
携帯アラームの前に目が覚めて起床する。身支度を整えてホテルを出る。
朝イチでジョギングだ。ホテル前で準備運動を済ませ、少し歩いてから走り始める。
気温4℃台と低い。関東の1-2ヶ月先を行くような気温だ。だが、風がなく晴天で太陽が照っているのでそれほど寒さを感じない。普段、海なし県の埼玉なので潮の香る中でのジョギングが新鮮だ。
北海道では晩秋の頃。紅葉がとても綺麗だ。もみじもいい色に染まって青空に映える。
北国では花の時期も終わりのようだ。菊の仲間である「シムフィヨトリクム」もほとんど花が終わっていた。
やがて冬になり、モノトーンの季節がやってくる。その前に華やかな町並みを楽しむためか、街路の花壇にいろんな花が植えられていた。「ブルーサルビア」が綺麗だった。
「厚岸大橋」と呼ばれる、街を象徴するような橋を渡って大型市場に到着。
しばらく歩いていると小高い山の上に展望台があるようなので登ってみる。440段の階段はなかなかしんどい…。
夢中に階段を登っていると何か気配が。鹿と目が合ってしまった。
道東は野良の鹿だらけなのだ。今回の旅でも何度も目撃した。蒸溜所の中にもホテルの敷地にもしょっちゅう現れるそうだ。
ゼーハー息しながら階段を登り切る。山頂は遺跡で小さな広場になっていた。遊具兼の見晴台に登れば街中や湾が一望できる。非常に良い眺めだった。
山頂はアザミの大群が茂っていたようだったが、既に綿毛になって枯れている株が多かった。何本かは残っていて花を咲かせていた。
階段を降り、再び走って漁協前にゴール。自販機で緑茶を買って飲みながらホテルへの帰路に就く。
部屋に戻ってユニットバスに湯を張って入浴して再びがっつり汗を流す。その後は作業を少し済ませ、荷物を片付けてチェックアウトする。
フロントで支配人と雑談しながら会計を済ませる。電車は昼過ぎなので大きな荷物を預けておく。「街中をうろつくならどうぞー」と自転車を貸してくれた。なるほど、普段あまり乗らないので自転車という選択肢を忘れていた。これを使えば蒸溜所行くのも楽だったなぁ。。
ともかく快適に移動開始。まず向かうはジョギングのゴール地点だった漁協の直売所だ。方方に牡蠣を送らねばならないのだ。コンビニに寄ってから店内へ。伝票を書いて会計などを済ませる。
<昼>
直売所の開店に間に合ったため、新鮮な魚類を刺身にしてもらってハンドキャリーできることになった。刺身加工待ちの間、新鮮な牡蠣をイートインコーナーでいただくことに。持ち込んだハイボールで乾杯だ。非常に旨し!
新鮮なだけでなく、価格も直売所価格だ。1ピース190円から食べることができる。
食べ終えてしばらくすると店のお兄さんが「まだ時間が掛かりそうなんですが…」と言ってきたので全然構わない旨を伝える。もう少し待つなら牡蠣のお代わりでもう3ピースいただくことに。会計を済ませると皿に4ピース乗っていた。「1個おまけ」とお兄さん。最高だな!
全てを整えて直売所を後にする。まだ時間があるので結局、道の駅に。昨晩入れなかった炙り屋にピットイン。魚を炙っていただくことに。ビールで乾杯だ。非常に旨し!
特に代用魚「カペリン」でない本物のししゃもが非常に美味い。
〆は「いくら丼」だ。ミニサイズで〆にちょうど良い量だ。ご飯が半分見えているが、いくらエリアの層が厚く十分満足。
そろそろ時間が気になる頃なので店を後にしてホテルに戻る。自転車を返却し、荷物を受け取って支配人にご挨拶。来年になると思うがまたお世話になることを楽しみに。
ホテルは駅前なのだが、駅までの間に「かきめし弁当」の売店がある。もう何年も厚岸に来ているが、毎度開いていなかった。すると今回は昼時だからかオープンしていた。初めて入店。
厚岸のかきめし弁当は、人気駅弁ランキング上位の常連の一品なのだ。釧路駅行きの電車に乗りこみ、いただくことに。
ハイボールとともに乾杯だ。甘からに煮られた牡蠣と旨味の移ったご飯が非常に旨し!
かきめしも美味いが最高のつまみは車窓だ。青空・紅葉・白樺、たまに鹿を眺めつつ頂いた。たまたま乗った電車が快速で、厚岸の次が終点釧路だ。とはいえ行きの各駅と比べて数分早いだけだが。
やがて街の風景に変わって釧路に到着。空港行きの高速バス乗り場へ。毎年であれば駅前の市場に寄るのが最後のイベントだったが、今回はその時間がない。
しばし待ってバスに乗車。空港までの小一時間、ハイボールを飲みつつPCで作業対応を行う。世間は動いている。
空港に到着。チェックインを済ませると少し時間があるので最後の心残りを果たす。ラーメン屋にピットインして塩ラーメンをいただくことに。旨し!
釧路はラーメンも美味しい。細麺縮れ麺で出汁の効いた塩や醤油が人気がある。そしてこの構成は私好みなのだ。
満足して飛行機に搭乗。帰りは残念ながら海外仕様ビジネスではなく、通常のクラスJ。十分ゆったりだが。レモンサワーを飲みながら窓の外を眺める。CAさんから頂いたコンソメスープがつまみだ。
茨城・千葉あたり通過中の夕焼け&雲が綺麗だった。
定刻に羽田空港に到着。降機して京急で品川経由で上野東京ライン(UT)に乗り換える。ハンドキャリーの大きな発泡スチロールを持ちながらのラッシュ時の移動は非常に大変だった。
UT内でハイボールと、行きのつまみの残りのチーチクを頂きながら浦和で下車。タクシーですいっと帰宅する。ちょうど妹と姪っ子が英語の塾から帰ってきた。ハンドキャリーの件を伝えていたので夕食を食べに来たのだ。家に入ると妹の旦那が。今日は仕事が休みで先程来たとのことだ。
さっと入浴を済ませることに。
<夜>
夕食をいただくことに。苦労してハンドキャリーした厚岸の刺身の数々が今夜のメインディッシュだ。ビールで乾杯。非常に旨し!
これだけの量で加工賃含めて2000円ちょっとだ。安いよなー。そして新鮮で非常に美味いので毎日でも食べていたい。ホヤ・つぶ貝の入荷がなかったのが非常に残念だったが。我が家も妹一家も魚好きだが、妹の旦那が特に好きなのでテンションが上っていた。
いろいろ厚岸の土産話を披露しながら飲む。生グレープフルーツサワーに切り替えながら。
やがていい時間になったので彼らは帰宅することに。ハイボール片手に自室へ。少し飲みながらゆっくり過ごすが旅の疲れがあるようなので早めの時間に就寝した。