糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・46歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えています。

5/25 3063日目 宮城峡へ

朝の体重:88.0kg (2016/5/1の74.2kgから+13.8g 昨日から-0.2kg)

少し減った!

<朝>

携帯アラームで目が覚めて起床する。入浴を済ませてガッツリ汗を流す。浴後は麦茶を飲んでしばらくゆっくり。

やがて時間になったので身支度を整えて家を出る。今日は仙台・宮城峡にあるウイスキー樽を見に行くことにしている。

ちょうど5年前の2019年5月25日にニッカのマイウイスキー塾に参加し、まさかの自分の誕生日にニューポッドの樽詰めをするという幸運に恵まれた。

「ちょうど折り返しの今年、樽を見に行きましょうよ!」と、5年前に偶然同じ樽詰めをしたウイスキー仲間の友人から誘われていた。二言も無く「行こう!」と2月の秩父ウイスキー祭の際に決めていた。

今日がその日だ。宮城を目指すことに。家の最寄りのバス停から大宮駅へ。数日前、鴻巣行きの時に悩んだ駅弁屋で再び悩んで買い物を済ませて新幹線ホーム近くへ。少し時間があったので缶ビールを買って飲みながら新幹線を待つ。

やがて時間近くになったのでホームへ。「はやぶさ」へ乗車。

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写真の通り、東北新幹線だが予約していた席は秋田新幹線「こまち」の車両だ。秋田新幹線山形新幹線など、在来線を往くミニ新幹線は普通車でも2x2の座席配置なのだ。

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しかも隣は居なく、他にも空席も目立つ。先月に越後湯沢に行ったときは満席だったのになぁ。

まぁ、ゆったりしながら車内バーを楽しむことに。仙台行きの新幹線だが、駅弁屋で購入した「ますのすし」を頂きながら。久々に頂いたが非常に旨し!

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たまに食べると非常に美味い。ただ、車内で駅弁として頂いたのは初めてだったが、手がますの脂で汚れたり、笹が散らばったりと車内では食べづらく、駅弁としてはどうなんだろう?と思った。

車窓をつまみにますのすしを平らげ、買っておいた氷と持ち込んだウイスキーハイボールを楽しむことに。

つまみは「焼きホタテ風味」。割けるかまぼこがまるで焼きホタテのような味わいと食感が再現されていた。旨し!

はやぶさ」は大宮を出るとノンストップで70分で仙台到着。早いものだ。到着間近でトイレや歯を磨いたりする。

仙台に到着。ニッカ・宮城峡蒸溜所最寄りの「作並駅」までは仙山線で1時間程度だ。乗り換えまで10数分。ホームに行くと友人らが電車を待っていた。ウイスキー仲間である女性2人の他に男性1人が。「この人、5年前居たっけな?」と思っていたが、5年前の参加者でなく、友人の飲み仲間だとか。

さすが友人等が連れてくる仲間、会話を交わしているとすぐにウイスキー偏差値の高い人だなぁ、と思っていたが、後ほど知るがウイスキー界では有名なブロガー氏だった。

車内ではボックス席を4人で座り、自ずと車内バーだ。友人が氷と炭酸を買って来てくれていたのでまずは私の持ってきたラフのハイボールで乾杯だ。続いて友人が持ってきてくれたなかなかエグい(褒め言葉)余市を頂く。非常に旨し!

ウイスキーという共通言語があり、車窓は春の新緑と青空が綺麗。向かうは自分達の樽がある蒸溜所。とても楽しい。

あっという間に作並に到着。下車し、送迎バスに乗り込み、いざ蒸溜所へ。

蒸溜所に行きまくっているプロの友人が「まずは売店へ」と。蒸溜所限定品が時間毎に変わるため到着直後と帰り間際の2回に分けてラインナップを確認したいとのこと。おかげで終売したが蒸溜所限定で売っている「ピュアモルトブラック」の購入に成功した。

続いてビジターハウスへ。5年前にもお世話になった職員の方が待っていて下さった。マイウイスキー塾参加者は通常見学とは別に自分たちの樽を見学させてくれるのだ。

新緑と山の空気が気持ち良い蒸溜所の敷地の中連れられて貯蔵庫に案内して頂いた。

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2019年の5月の塾に当選して参加した。その後、10月に2回開催されたが、どちらもバーなどの料飲店向けだった。

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翌年、コロナ騒動が起きてウイスキー塾は中断。今もまだ再開されていない。なので、今のところ一般が参加できた最後の機会だった。

それから5年。51歳までの折り返し地点だ。この5年は早かったのであと5年もあっという間なんだろうな。ダボ穴から匂いをかぐと非常に甘い良い香りがした。このままいけば5年後の出来がとても期待できる。

他の樽もいろいろ眺めながら。知っている名前が記された樽もあり。

樽庫の見学を終えて再びビジターハウスへ。友人がブレンドセミナーを申し込んでいてくれたので参加する。倍率高いだろうによく取れたものだ。

まずはニッカの歴史映像を鑑賞。非常に良くできた映像だった。演出的に今後の参考にすべくメモを取りながら。

続いて製造工程の見学ツアーへ。友人の言葉を借りれば「RGBが美しい」。レンガのR、木々のG、青空のBだ。

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キルン棟の1F、発酵槽・制御室などの後に蒸溜棟へ。移動の最中、いろいろなにおいが。ドラフの匂いだとか、若いアルコールの匂いとか。においは実際に現地に行かねば体験できない。

そして、ニッカならではの「しめ縄スチル」を見ると気分は上がるねぇ。

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手前2機の初溜釜と交換機がピッカピカだった。

最後につい1時間前に来ていた樽庫へ。こんなにも早く再会するとは樽の方も思っていなかっただろう。

再びビジターハウスに戻り、セミナールームへ。自分の札の座席に着席する。3人掛けの机に1人づつ着席。

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まずは宮城峡・余市の様々な種類の原酒をテイスティング。宮城峡に来てて何だが、余市ソルティーなやつが凄く美味い…。友人らも同じ意見だった。グレーンも甘々滑らかでずっと飲んでいられる…。

それらをブレンドして3種のブレンデッドウイスキーを作っていく。慣れないスポイトとメスシリンダーを使って。楽しいがなかなか大変な作業だ。友人が撮ってくれた苦戦中の筆者。

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できたウイスキーテイスティング。ちょっとしたレシピの差で味わいが全く変わることが確認できた。非常に楽しいが、セミナー時間はあっという間に終了。もうちょっとテイスティングの時間が欲しかったなぁ。

残った酒がもったいない。「同メーカーなので…」と友人が持ち込んでいたウィルキンソンの炭酸でハイボールにして流し込んだ。

帰りのバスの時間まで売店&有料試飲。商品のラインナップは結局変わらず。どこかの組のマイウイスキー塾のものだと思われる宮城峡10年、非常に美味かった。5年後がとても楽しみだ。

駆け足で売店・有料試飲を楽しんでバスで作並駅へ。「まだ時間がある!」という友人に連れられ、徒歩数分のところにある団子屋さんへ。

お持ち帰りし、帰りの車内で頬張りながら。仙台名物「ずんだ」の団子が旨し!

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電車に揺られながらいろいろ会話を交わしつつ。

<夜>

仙台駅に到着。私は一泊するが、皆は今日中に東京へ戻るとのこと。それまでの間、駅前の店で一献交わす。ビール等で乾杯だ。旨し!

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引き続き、ウイスキー談義や隣のカップル達の会話に耳をそばだてていろいろ妄想したり。笑いが絶えない。

やがて良い時間になって会計を済ませて解散。またイベント等での再会を約束して駅で別れた。

友人のひとりが仙台限定のウイスキーハントしてから帰るとのこと。私も予定は無いし、できれば伊達の一本も持ち帰りたい。なので駅前のコンビニやスーパーを巡る旅のお供へ。

すっかり酔っ払っているし、一人旅が多い私なので友人との旅先というのもまた楽しい。いろいろ会話を楽しみながら店をぐるぐる。

結局、目当てのウイスキーに出会うことなく終了。友人と駅で別れてホテルを目指す。小腹が減っていたので目に入った食堂へピットイン。350円也の味噌ラーメンを頂く。チープで旨し!缶ビールで改めて乾杯だ。

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隣の人が食べていたカレーライスも美味そうで気になった。

コンビニに寄ってホテルへ。シャワーを浴びて改めてハイボールを頂くと疲れがどっと出てきた。元気だったらバーの一軒でも行きたかったが諦め、なかなか早い時間に就寝することに。