朝の体重:87.3kg (2016/5/1の74.2kgから+13.1g 昨日から+0.2kg)
むう。増えてしまった…。
<朝>
起床し、入浴を済ませてゼロペプシを飲みながら甲子園、敦賀気比 vs 京都国際戦を眺める。
やがて家を出る。今日は日帰りで秩父へ行くことにしていたのだ。私の住む浦和から秩父へのアクセスは、県内の熊谷から秩父鉄道を経由するパターンと、一旦都内である池袋に出て西武線経由で快適な特急で行くパターンと2通りがある。
どっちで行くか直前まで悩んでいたが「みぬてつ」妄想から、大手私鉄ではない前者を体験したく考えた。そうなるとまずは浦和駅から熊谷へ移動だ。
朝から車内バーを楽しむことに。ビール等が旨し!
うっかり(?)快速アーバンに乗ってしまったため、30分強であっという間に熊谷に到着してしまう。まだビール飲み終えた後のハイボール一杯目だよう。
熊谷にて下車。JRの改札を出て秩父鉄道の改札に向かう。ターミナル内での乗り換え手順が簡便だ。JRさいたま新都心駅-みぬてつ新都心駅の理想的な乗り入れ方式だ。
この後1時間程度、トイレなし&トイレで下車すると次の電車待ちがかなり長い路線だ。まずはトイレで用を足して乗車。当駅始発のため電車が待っていた。
4量編成?のロングシートの電車だが、過去の経験と平日の昼間なので乗客が少ないと判断。ハイボールの続きを飲みながら出発。沿線の風景が最高のつまみだ。
アサシンから事前に殺害予告されてしまう。
秩父鉄道名物、「小前田駅」のカタカナ表記だ。まぁ、撮っちゃうよねー。
今回の訪秩は、秩父を舞台にしたアニメ「あの花」10周年スタンプラリーに参加するためだ。40歳を越した良い年したおっさんが何言っているのかとお思いだろうが、まずそれは弁明の余地がない。未だ夏になるとつい「あの花」のブルーレイを再生してしまう。
今回のスタンプラリー、完了させると秩父産のレアな記念ウイスキーボトル等の購入権の抽選に応募できるのだ。
コロナ禍の前は年に何度かは秩父へはイベントや蒸溜所見学等で訪れたり。結果、秩父のバーの方と知り合ったり、在住のウイスキー愛好家の友人ができてお宅にお邪魔してウイスキーをご馳走させて頂いたり。また、全国的にも商店街の取り組みの成功事例として採り上げられることの多い「みやのかわ商店街」のナイトバザールの取り組みを取材させて頂いたり。その過程で若い年代の国内外の「あの花」ファンと現地で交流した思い出もあり。
ともかく「秩父xウイスキーxあの花」となれば黙っていられず。「どうせ倍率高くて当たらないだろう」と思いつつも、エントリーしなければ可能性はゼロのままであり。気づけばキャンペーンが終わる8月末日が近づいており、慌てて今日秩父に行くことにしたのだ。
当初、秩父鉄道≠西武秩父駅と考えていたが、車内の路線図を眺めているとそういえば秩父鉄道・御花畑駅(秩父駅から一つ先の駅)≒西武秩父駅であることを思い出す。コロナ禍の中、数年来ていないとそういう発想も至らないのねー。ハイボールが進みすぎた結果の尿意と戦いながら無事に御花畑駅で下車。
チャリを貸してくれる観光案内所のある西武秩父駅前へ。これまでの道中にレンタサイクル情報をLINEで送ってくれた秩父在住の友人(年上の兄貴分のかた)に感謝。電動チャリという武器を入手。
それほど電動チャリに良い印象が無かったが、借りた電チャリのパワーたるや!こりゃ楽だわ。当初、歩いてスタンプラリーを回ろうと考えていたが全然効率的だ、こりゃ。
スタンプラリーのポイントは6箇所+α。まずは西武秩父エリアを回る。
これまで市役所の前は歩いて何度も往復していたが、初めて新築の市役所の一角の「歴史文化伝承館」とやらを能動的に訪れる。スタンプゲットすればそれで良いのだが、折角縁のある秩父の歴史等を学べれば…、と思い、その名称から何か郷土博物館的な機能があるのか受付で聞くとただの公民館的な機能しか無いとのこと。ううーん、折角秩父外からの来客が望めるイベントに噛んでいるのになぁ。。。そういうとこだよ。
さっさと秩父駅エリアへ移動。まぁ、なにはともあれまずはこの土地に来たならばこの神社を訪れない訳にはいかない。ここは世界からウイスキーファンが集う、我が国が誇るウイスキーの重要な聖地なのだ。
ウイスキー祭で勝手知ったる境内、チャリを裏の駐車場に停めて裏道を通って詣でる。
続いて駅前の地場産センターへ。祭中、何度神社と往復したことだろう。エレベーターと右奥のトイレがもう懐かしくて仕方ない。
階上の会場では「あの花」の展示スペースが。スタンプを押しつつ眺める。そこには限定ボトルのサンプルが。おぉー、これかー。。。
<昼>
機動力ある電動チャリに助けられているが、めちゃくちゃ暑い。セブンで買ったビールを流し込みつつ、昼も過ぎたので秩父名物を頂くことにしよう。
初めて秩父に来たときに蕎麦の美味さを教えてくれた店へ。くるみを自分で擦って蕎麦汁で割っていただく「くるみそば」非常に旨し!
蕎麦自体美味いが、くるみの甘み・香ばしさが蕎麦の香りを引き立ててより美味くしている。「くるみそば」、よく考えたものだ。
食後、少し離れた場所にある「道の駅ちちぶ」へ。スタンプを押した後、この中にある立ち食い蕎麦の店へ。以前来た時、蕎麦自体のポテンシャルはあったものの「ざる蕎麦」だったため蕎麦の香りが邪魔しており「美味い蕎麦に海苔は要らない」と認識した経験がある。
そのため、くるみざるそば(700円)の食券を購入して店のお姉さんに「海苔無しで」と注文すると、「じゃあ、海苔代50円返すわ」と。律儀だねぇ。
売店にビールが売っていたので、屋外のベンチに出てともに頂くことに。そこそこ旨し!
「立ち食い蕎麦の割に超美味い」記憶だったが、「まぁ美味いね」程度だった。記憶は美化されるのか、私の蕎麦偏差値が上がったのか…。
食後、定林寺へ。「あの花」にも度々舞台として描かれていた寺で、スタンプラリーの+αとして設定されていた場所だ。初めて行く場所なのでスマホのナビに従ってようやく到着。
おぉー、劇中の通りだ。意外とこじんまりしているのね。いわゆる聖地巡礼ってやつだ。
ご住職?と少し話を交わす。折角なので賽銭以外に何か少しでも買ってお金落としていこうかと思ったのだが、さすがにお勧めされためんまちゃんのお守りはおっさんがバッグに入れていたらいろいろ問題がある。
小さなお地蔵さんフィギュアを授与させて頂き、裏に願いを書いて奉納させて頂いた。
途中に以前、秩父の兄貴分が案内してくれた美味い蕎麦屋の看板発見!よっしゃー!と3蕎麦目を頂きに向かうが月内休業とのこと…。無念…。
最後に「ほっとすぽっと秩父館」へ。スタンプラリー完了!
こちら、古民家を改造した建物で、お土産や喫茶が楽しめる。いろいろな過程でよく訪れており、スタッフのおばちゃんらとも顔見知りだったりする。今日の担当のおばちゃんも覚えていてくれていた。
何と、ウイスキーを出していたので軽く一杯。ちびちび飲みながらいろいろと会話を楽しむ。
さて、目的は完了した。だが時間はまだある。アパタイトにもまだまだ余裕がある。なので秩父の兄貴が案内してくれた別の蕎麦屋へ行ってみよう。そこはなかなかの坂道を往くのだが今日は電チャリという武器があるのだ。
とはいえ、なかなかの坂道。立ち漕ぎこそしないがけっこう苦労しながらようやく到着。だが「準備中」…。無念。。。
あと30分程度早かったら間に合っていたのだが…。
秩父に来る度、西武秩父駅と秩父駅間を徒歩(15分程度)でよく往復する。その途中に前述の市役所があり、その裏に有名な中華そば屋があるのだ。今日も店の前を何度か通った。web上では大好評の模様なのだが、私の周辺の人らはどうも歯切れ悪い回答ばかりなのだ。
糖質制限の中、なかなかラーメンを食べる機会無いので私自身まだ経験したことがなく。今日はすでに蕎麦屋2軒にフラレているのでもう今日は頂いてしまうことにしよう。久々のラーメン、いやっほう!
まず感じるのが、ネギと豚バラ肉を炒めたごま油の香り。そこにあっさり・優しい醤油味のスープが非常に合う。ネギの火の通り具合も絶妙だ。角切りの豚バラの食感や味も良く非常に美味い。
だが問題が麺だ。博多のとんこつラーメンに似たストレート麺なのだが、どうもぼっそりしていて私的には美味しく感じなかった。スープ・具に合っていないような気が…。麺は半分以上残してしまった。
是非、飲んだ後に「麺無し」で注文したい逸品であるが。。。なるほど、皆の歯切れ悪い感想も納得である。
さて帰り支度だ。まずは帰りの西武鉄道の特急券を購入。その時間に併せて電チャリを返却し、駅直結の温泉施設でひとっ風呂浴びてこれまでのサイクリングの汗を流す。ここの施設、相変わらず炭酸泉も良いし、水風呂も広くて深くて冷たさも最高だ。サウナと数往復する。
毎度忘れているが、ここの露天風呂で横になって空が近い雲を眺めていると「あぁ、(ウイスキー祭の)非日常が終わるんだなぁ」と感じてしまう。今日は日帰りでそのテンションは小さいものの同じような印象を抱きつつ風呂を楽しむ。
あ、これまでの間、ちょいちょいスマホやPCなどで作業対応はしていたのだが、浴後フードコートにて発車までの間作業を行う。
つい「レッドアロー」と呼んでしまうが、数年前に車両が一新され「ラビュー」へ。黄色ベースの明るい室内、広い窓が印象的かつ快適だ。
往きの秩父鉄道と比較してしまうが、やはり圧倒的にこちらだな。快適すぎる…。
土産屋で定価で売っていたイチローズモルトのホワイトをハイボールで飲みながら帰路に就くことに。スマホで甲子園、神戸国際大付属 vs 近江戦の接戦を手に汗握りつつ視聴しながら。
<夜>
埼京線などを乗り継いで浦和駅へ到着。
帰り道、前掲の中華そばが惜しくて残念で仕方なく…。であれば、美味い中華そば屋で上書きすることにしよう。浦和の美味い鶏そば屋へ。やはり旨し!
もちろん替え玉も頂く。
自宅に戻り、帰路中汗をかいてしまったので水シャワーを浴びてすっきり。ハイボールを飲みながらニュースなどを眺める。
やがてハイボール片手に自室へ。作業対応等を済ませ、しばらくゆっくり過ごして就寝する。