糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

7/9 2012日目 宿の朝食、〆の鶏そば

今朝の体重:計測せず

外泊のため計測していない。

<朝>

携帯のアラームで早朝に起床。朝風呂で大浴場へ。

今日も梅雨の雨模様のようだが、緑に覆われた山々がしっとりとした雰囲気で美しい。ヌルヌルの露天風呂でガッツリ1時間近く汗を流す。贅沢な半身浴だ。露天風呂の岩の間に雑草っぽい草の花が咲いていたが、雨露に濡れて綺麗だった。

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浴後、自室に戻り、しばらく作業対応を行った後は朝食タイムだ。

普段朝食など取らないがこういう所に来るとつい頂いてしまう。ご飯は遠慮し、代わりと言っては何だが朝からビールを頂いた。旨し!

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昨晩、風呂場で会って話を交わした年配の男性の方が朝食担当だった。いろいろこの辺りの話を伺いながら頂いた。食後にはコーヒーを頂く。

最後のダメ押しでヌルヌルの温泉にざぶっと浸かる。その後は自室で荷物整理。チェックアウトした後、車で送ってもらう。往きの男性、実は宿舎の支配人だった。

駅ではなく足尾銅山の観光施設で降ろしてもらう。宿舎で100円の割引券をもらったので少しお得に入場した。受付で荷物を預かってもらってまずはトロッコ列車に乗り、坑道の中を往く。これもまた一つの鉄旅だ。

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運転手さんに話を聞くと、始めの上り坂はアプト式で登っていたとのこと。知っていればレールをもうちょっと注視していたのだが…。そしてこの観光用の坑道もかつては銅の採掘に使っていたらしい。確かに少し先に「この先の坑道は関係者以外立ち入り禁止」の表示があった。この先、ちょう行きてぇ…。

柵の外、坑道の順路を歩いて散策する。途中に昔の採掘の様子が人形やアナウンスで案内している。

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今日は雨ということもあり、坑道内は所々水が滴り落ちているのがまたリアルだ。ひんやりしていて心地よい。

1973年に鉱山が閉山するまでの間に、山の地下に1200kmにも及ぶ坑道が掘られたのだとか。東京~福岡にあたる距離だ。日本初の公害を発生した場所だが、日本の黎明期の国力を支えた場所でもあるのだ。

見学を終えて荷物を受け取って駅方面へ。途中、缶ビールでも買いたいが店が何も無い。あるはあるのだが閉まっている…。駅前にかろうじてヤマザキデイリーマートを発見。店に入ろうとするが扉が開かず。中のおばちゃんが「手で開けて!」と。

「店の中でプランターでチューリップ育てたら(野生の)猿が来て球根取って食べられちゃったのよ。それで手動にしたんだけど、それでも手で開けて入ってきちゃったりしてねー」と。ほう。なかなか猿もかしこいものだ。

ビールと保冷用の氷を買っておばちゃんに挨拶して駅へ。

ここ「通洞駅」はわたらせ渓谷鐵道の途中駅の中では数少ない駅員さんが居る駅なのだ。切符一式を購入することに。おぁ、切符が硬券だ!熱いぜ!

駅で電車が来るまでの間、しばし味わいある待合室でビールを飲みつつ作業をしながら待つことに。

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雨音以外の音がなく、涼しい風が入ってくる待合室。なかなか風情ある雰囲気の中、電車を待っていた。

到着した電車に乗って一旦、桐生方面へ戻る形に。「水沼駅」で下車。この駅にはホームに直接接続している温泉施設があるのだ。こちらでひとっ風呂浴びることに。

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内湯・露天風呂ひとつづつのシンプルな造りだが、嬉しいことにサウナ&水風呂があった。ガッツリ1時間程度サウナと水風呂を往復することに。水風呂は水道水ではあるが山間のもののためなかなかいい冷たさだ。すっかり整えてしまう。

その後、大広間のお休み処でゆっくり過ごしながら作業を軽く行う。画に描いたような健康ランド的大広間だ。

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そこで瓶ビールで乾杯だ。つまみは天ぷら盛り合わせ・もつ煮だ。旨し!

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やがて電車の時間になり、再びわたらせ渓谷鐵道の奥地方面へ向かう。1両編成の電車は相変わらず空いているのでボックス席を専有し、車窓を眺めつつハイボールを頂く。旨し!

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やがて、わ鐵終着の駅、「間藤駅」へ到着。ここから先は市営バスが日光まで通っている。東武日光駅までバスで往き、そこからさくっと特急で浦和まで帰るつもりだ。

間藤駅無人駅。駅の周辺は宿最寄りの「通洞駅」よりも更に何も無い感じ。なのでおとなしく待合室でハイボールを飲みながら1時間程度バスの到着を待つことに。ちゃんとトイレがあるのは非常に助かる。その間、諸々の作業を行うとちょうど良い時間になった。

雨の中のバス、大幅に到着時間が遅れそうな気がしていたが許容範囲の遅れの時間で到着した。まぁ、私一人の貸切状態の乗車具合であれば遅れも無いのだろう。

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バスで山奥のドライブというのもなかなか乙なものだ。ずんずん進んで日光駅へ到着する。わたらせ渓谷鉄道をずいっと桐生に戻るよりも、日光にバスで出てしまったほうが特急一本で浦和方面へ帰ることができて快適なのだ。

目指していていた特急の発車まで20分。まずは切符を購入して帰路に就ける権利を確保。その後、土産物等をささっと購入し、駅の中で糖質0ビールとつまみ代わりの駅弁を購入して電車に乗車する。

車窓を眺めつつ駅弁をつまみに0ビールで乾杯だ。旨し!

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この弁当、数週間前も頂いたっけな。ご飯は具を中心に3/1程度頂いた。

車窓が山の風景からどんどん住宅地の風景に戻っていく。やがて浦和駅に到着。

<夜>

朝からいろいろ飲んでいてすっかり出来上がっている。自宅最寄りの浦和駅、〆に久々の鶏そばに行ってみようか。

旨い鶏そば屋で「濃厚鶏そば」を久々に頂く。汁も麺も旨いなぁ。

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まぁ、勿論替え玉も頂くことに。非常に旨し!

食後、帰宅する。何度も温泉に入ったが、それとは別でさっとシャワーを浴びてさっぱりする。母が夕食を用意していてくれたが、既に腹いっぱいなので軽くハイボールを飲んで過ごす。

ハイボール片手に自室に戻り、作業夜の部の開始だ。遊んでいたもののの、時間を見てはちょいちょい作業していたのでそれほど大きな作業は残っていなく。

作業後、しばらくゆっくり過ごして早めの時間に就寝することに。何をした訳ではないが旅行は何だかんだで疲れるものだ。