朝の体重:計測せず
外泊のため計測していない。
<朝>
気怠い中、携帯アラームで起床する。すっかり二日酔いで頭が痛い。やっちまったなぁ…。まずは慣れぬユニットバスで半身浴することに。
浴後、ゼロコーラや緑茶などを飲みながらダラダラするものの体調は最悪だ。祭本番なのに。私だけでなく友人もそのようで約束の時間を少し押すことにした。まぁ、イベントは夕方までずっと開催しているので慌てて行く必要も無いし。
ようやくロビーにて友人と合流。サービスのコーヒーを飲みながら歩いて会場となる秩父神社方面へ歩いて行く。途中、癖強の写真屋の猫ちゃんを愛でる。店はアレだが猫ちゃんは大人しくて普通に撫でさせてくれるいい子なのだ。
<昼>
イベント前に軽く腹に入れておこうかと蕎麦屋へ。開店後、しばらく経っているからすぐに次のターンで入店できるかと思いきや、相当待たされた。途中でちょっと待つのを辞めようかとか思ったが、結局待ってしまった。こういう時の損切りって難しいよね。
しかし、この待ち時間の間に体調が整ってきた感があったので実は重要な休憩時間だったのかもしれない。
盛り蕎麦大盛りを頂く。待った甲斐はあった。旨し!
食後、祭の会場へ向かう。まずはネックストラップとテイスティンググラスを受け取る。これが記念品兼入場章となる。
会場に向かう途中、普段お世話になっている蒸溜所の所長・社長さんとばったりすれ違い挨拶。「うちのスタッフに返しておいてもらえませんか?」と受け取った「出展社証」を返却するお遣いを済ませ、試飲させてもらう。
会場は神社内のイベント棟・駅前の展示会場・大型テントなど複数に渡る。それぞれ別メーカーのブースがあるので行ったり来たりして飲み続ける。
ホールでは無料セミナーも開催されたり。兄貴夫婦とも合流して一緒に飲んだり。他にも数年ぶりにお会いするウイスキー仲間らと乾杯したり。業界では有名な作り手さんとウイスキー談義を楽しめるのも貴重な機会だ。
イベントのラストは作り手・バーテンダーの有志の皆さんのバンドでスコットランド民謡で締めるのも恒例だ。
正直、学園祭のバンドのような演奏ではあるが、この風景を見る度に熱いものがこみ上げてくる。楽しいイベントは終了した。
<夜>
会場を後にしてホテル方向へ向かう。ちょうど夕食に良い時間だ。一度入ってみたかったレトロで有名な洋食屋さんにピットイン。瓶ビールで乾杯だ。餃子・オムライスを友人とシェアする。旨し!
カットされたフルーツが可愛らしく、酔っ払ったおっさんが年甲斐なくはしゃいでいると隣のテーブルの老夫婦が「確かにすごく美味しそうだねぇ」と声を掛けられてしまった。
一軒で終わらないのが私と友人のダメなところだ。以前からオーラある雰囲気が気になっていて目をつけていた餃子屋に、一組だけ若い夫婦の方が待っていた。旦那は例のネックストラップとグラスを下げていた。今日、秩父でこのスタイルで居る人は皆仲間だ。待ち時間にすっかりウイスキー談義に花を咲かせ、同じテーブルで相席することに。
ビールで乾杯だ。焼餃子や水餃子などが旨し!
この夫婦、青森在住でわざわざこのイベントために来たという。愛すべき阿呆っぷりに親しみを感じる。奥さんは旅行に行ければどこでも楽しいので付き合って来たのだとか。私の母が青森出身なので言葉の端々の懐かしい訛が嬉しい。
何本瓶ビール空けただろう?すっかり盛り上がってしまった。こういう仲を取り持ってくれるウイスキーという酒はほんと不思議で魅力的な酒だ。再会を約束して別れた。
コンビニでまた炭酸等を買ってホテルに戻る。シャワーを浴びて友人と部屋飲みで今日の一日を振り返る。今日も情報量の多い一日だった。目的のある旅行は濃密な時間があっという間に過ぎていくものだ。
昨晩の反省からてっぺん前にはお開きにして就寝することに。