糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

3/5 2982日目 憂鬱だった小田原出張だが

朝の体重:89.0kg (2016/5/1の74.2kgから+14.8g 昨日から-0.4kg)

少し減った!

<朝>

携帯アラームで目が覚めて起床する。入浴を済ませてガッツリ汗を流し、浴後、麦茶を飲みながらしばらくゆっくり過ごす。

今日はクライアント元へ伺ってのMTGだ。ここしばらく絶賛トラブっていた案件で、先日のにゃんにゃんにゃんの日の憂鬱なテレカンMTG時に「実際の業務の流れを見ながら打ち合わせて打開策を検討する」ことになっていた。

やがて時間になり、身支度を整えて足取りは重いながらも家を出る。

重い上に、行き先は「さいたま・浦和の片田舎」からはるか遠方の「神奈川・小田原」だ。クライアントの業務の特性上、本部は都内にあるが、海に近いところにブランチがあり、今回の件はそこの案件なのだ。得意先訪問というか出張のようなものだ。

まずはバスで浦和駅へ。駅構内の安い蕎麦屋にギリギリ朝食メニュー時間帯に滑り込めたので納豆卵ごはん朝食セットを発注。こんな類の食事は久々だ。旨し!

f:id:takadera:20240305102359j:image

こういう安い蕎麦屋の朝食セットは何だか独特の旨さと満足感がある。思いの外麺量の多い蕎麦と、納豆卵かけご飯を頬張る。

やがて上野東京ライン(UT)に乗車。はるか遠方の小田原だが、この路線のお陰で浦和から電車一本で行けてしまう。まぁ、1時間40分の長旅だがな。

旅行であればビールをプシュって車内バーだが、流石に謝罪半分の現地視察MTGを控えて飲むわけにいかない。グリーン車はテーブルがあるので普通にPCで作業ができる。ペットボトルの水を飲みつつ、これまでに来ていた連絡を打ち返したり、制作パートナーに指示したり。

一通り、車内でいつもの作業を終えてもまだ小田原まで1時間近く残っている。気づけば横浜以遠になって車両に私含めて数人しか乗っていない。思いっきり背もたれを倒して昼寝することに。

<昼>

気づけばまもなく小田原だ。12時過ぎに荷物をまとめて下車する。

何となく駅前というか駅ビルを散策。何度か小田原には来ているが、意外と人が多い印象だ。平日なのに。箱根に向かう?インバウンドさんも多いが、日本人も普通に多い。

どこか喫茶店でも入って軽く何か食べようか?とも思っていたが、昼時でどこも満席だし、時間も中途半端になっていたのでベンチに座って時間を潰す。

クライアントの代理店担当者と合流。どうもどうもと挨拶しながらバスに乗車。駅から20分くらい離れているところにエンドの拠点がある。バス停前には制作パートナーのエンジニアが先に来ていた。

ここまで来てしまえば腹を括ってしっかりMTGを進行しなければならない。まずは会議室で挨拶し、早速、執務室に入らせてもらって日常の業務を説明頂く。

先方は「全然形になっていない」と言っている弊社制作のアウトプットだが、こちらにその認識はなく、ラストワンマイルの箇所で詰まっているだけだと思っていたが、やはり確認していくとその認識で問題ないと思った。

しかし、その「ラスト」を解決させるのが難しい。エンドを巻き込みながらいろいろブレストも含めて検討するが打開策が見いだせず硬直する。

だが、そこはまぁ流石の私だよね。技術的・運用要望的に全部を叶えるのは難しいのであれば、技術的に対応可能な程度に機能を切り分け、「担当者毎に最適化させた部分の機能だけを使わせる」という運用上での工夫を提案。結果、弊社技術的にも可能かつ、先方担当者たちも納得いく形で収まり、最大のボトルネックを解決することができた。

3時間近くに渡るMTGで、最終的にお互いアグリーできた形でラストワンマイルを解消できそうな予感で終了。挨拶を済ませてエンドのオフィスを後にする。結果、来た時の憂鬱とは真逆でみんな超にっこり。

今日は「運用上の工夫」を思いついて提案できたのがスマッシュヒットではあったが、それは実際に担当者の皆さんと向かい合って会い、様々な会話の流れの中で、メール等のテキストだけでは分からなかった思いなどを汲み取れたからこそ出てきた発想だったと思う。

昨年末あたりに少し違和感を覚えた時点で今日のMTGを設けられれば良かった、と反省。効率を考えてテレカンばかりになりがちだが、根性・営業努力のような無駄骨前提的な意味だけでなく、実際に人と会って話すことの価値を再確認したMTGだった。

駅前にて代理店担当者らと別れ、三々五々、帰路に就いていった。

<夜>

私は折角の久々の遠出なので一泊して帰ることにしていた。小田原駅直結のホテルが今夜の宿だ。夕方から雨が降ってきて、明日まで降り続くようだがこのような時は駅直結が非常に便利だ。

数年前にオープンした施設の中にあり、城下町を模した飲食店が連なっている。

f:id:takadera:20240305194536j:image

高層階のホテル部分は普通のビジネスホテルのようだが、今日の私の部屋は「旅籠」をイメージした低層階の部屋のようで、施設入り口から靴を脱いで入室する。

和な部屋にいい感じのマットレスのベッドがある。昨年泊まった秩父の新しいルートインと同じタイプだ。最近の流行りなのだろうか。

f:id:takadera:20240305194553j:image

無事MTGを着地させて終えることができ、安堵感で力が抜けているが、午後いっぱい他の連絡を放置してしまっている。まずは今晩の基地を作ってノートPCで作業タイムだ。緊急度に応じてトリアージし、優先課題から処理していく。

一通り緊急応対を終えればまずは風呂に行きたい。本館の大浴場が使えるので訪問。箱根から温泉を持ってきてきているとのことで、一応温泉だが浴場の雰囲気はまぁビジネスホテルでよく見かける雰囲気だが。

それでも施設が新しいのでサウナも水風呂も非常に良く気持ち良し!サウナ、久々に入った。延々と水風呂と1時間程度往復する。最中に水一本飲み干した。

すっかり整え、そのまま階下の飲食店街へ。いろんな店が入ったフードコートのような感じになっている。

小田原といえば「練り物」。目当てにしていたおでん屋に行くと「定休日」でがっかり。仕方なく適当な居酒屋的な店の付近にピットイン。キャッシュオンで料理を発注。

『すぐに出ます』メニューの中から、小田原の蒲鉾と、箱根産という湯葉刺をチョイス。ビールで乾杯だ。あー、ひと仕事後のビールは格別だ!

f:id:takadera:20240305194518j:image

湯葉も蒲鉾も好物なので旨し。一人居酒屋飲みは自愛できるメニューばかり頼めるので楽しい。

メインの「地魚3品盛り」と、店の名物という鶏を使った「親子丼の頭」を頂く。

事前の会計時、ワンオペ中の店長のお兄ちゃんが無愛想で「あ、店外したなぁ。。」と思っていたが、1200円にしては盛りの良い刺身ににっこり。そして魚の鮮度が良くて非常に旨し!親子丼の頭も鶏のいろんな部位が入っていて旨し!

f:id:takadera:20240305194613j:image

お代わりのビールも飲み干し、レギュレーションに従って食器を片付けた時、ワンオペ店長に「どれも美味かったっすよ!」と声かけたら、塩対応が嘘のように超にっこりで「ありがとうございましたぁ!」と。まぁ、忙しかっただけなんだよね、多分。

コンビニに寄っていろいろ買い出しし、部屋に戻るつもりだったが後ろ髪を引っ張られて再びフードコートへ。「小田原ちゃんぽん麺」が非常に気になっていたのだ。

改めてメニューを見ると「麺少なめ」もできる点に惹かれてしまって発注。小田原の釜揚げしらすてんこ盛りだ。見た目はいい感じだ。

f:id:takadera:20240305194604j:image

だがしかし。ちゃんぽんスープとしらすがどうもちぐはぐだ。そして何よりも、ちゃんぽんで重要な具の野菜とスープがどうもべっちゃりしていて美味しくない…。麺は悪くなかったが。

ちゃんぽん麺を全国に広めたチェーン店であるリンガーハットの品質を再確認した結果となった。おとなしく後ろ髪引かれずに部屋に帰っておけば良かった…。

部屋に戻り、作業夜の部の開始だ。ハイボールを飲みつつ、トリアージの結果、優先順位が下位だった連絡を打ち返したり、制作物を提出したり。

なんとか今日のタスクを終えて店じまい。再び温泉大浴場へ。すでに飲んでいるのでサウナは遠慮して、温泉と水風呂を往復して非常に気持ち良し!

部屋に戻る前、宿泊している別館を探索。部屋にはトイレはあるもののユニットバス等の入浴設備がなく、共用シャワーがあると聞いていたので覗いてみたが、非常に綺麗で広くて悪くなかった。

f:id:takadera:20240305221036j:image

部屋に戻り、ハイボールを飲み直しながらしばらくゆっくり過ごし、早めの時間に就寝することに。今夜はいい夢を見れそうだ。