糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

3/6 2983日目 小田原を食らう

朝の体重:計測せず

外泊のため、計測していない。

<朝>

携帯アラームよりもけっこう早めの時間に目が覚める。外泊だとよくあることだ。しばらくゆっくりしていたが活動開始。

まずは大浴場へ。朝からサウナと水風呂をガッツリ楽しむ。想定よりも早めに起きたので長めに往復する。最中に水1本飲み干す。

浴後は朝食だ。こういう所に来ると普段取らない朝食を頂きたくなってしまう。小田原らしく、鯵・練り物などが提供されていた。昨晩食べそこねた「おでん」もあった。

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デキるホテルのレストランなのできちんと「朝ビール」の案内がされていた。いやっほう!

こういうところにこっそりウイスキーの小瓶等を持ち込むのは、そもそも提供されていないからであって、はじめから提供されていればしっかり対価を払って頂くのだ。瓶ビール、旨し!

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ビュッフェ台を一巡し、創作料理タイムの開始だ。

調理の具合がバッチリなスクランブルエッグに釜揚げしらすを載せ、温泉卵用の出汁を少し垂らせば、和風しらすスクランブルエッグの完成だ。非常に旨し!

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しらすの繊細な味は、卵のようなシンプルな食材だからこそ引き立つ。間違ってもちゃんぽん麺のような濃いものに合わせてはいけない。

果物とヨーグルトを頂き、お持ち帰りOKのコーヒーを片手にレストランを後にして部屋に戻る。

部屋にてまずは軽く作業。昨晩、確信犯的に飲み残したレモンサワーをプシュりながら。これまでに来ていた連絡を打ち返す。荷物をまとめてチェックアウトする。なかなかいいホテルだったな。朝食込みで1.3万円も昨今の相場を考えれば妥当な値段だ。

さて、小田原で果たすべく仕事は昨日で終えたので、特にタスクは無いので帰宅するだけだ。だが、急いで帰る用事も無いし、昨日からの雨も止んだし、少し付近を観光することに。

何度か小田原に来ているものの、一度も行ったことの無かった小田原城へ向かう。雨で濡れた道を歩くのも気持ちが良いものだ。城というのは上りの階段がキツめだが、ここも例に漏れず。小汗をかきながら天守閣の近くへ。


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説明を読むと、明治期に元の城が解体され、観覧車なども作られた時期があるが、今の城は昭和30年代にコンクリ造りで再建されたそうだ。内部は歴史物の展示があるようだが、歴史にはあまり興味ないのでスルー。

城の横には子供遊園地があった。観覧車の名残だろうか。けっこう本格的な豆汽車の路線が敷設されていた。みぬてつ妄想を思い出す。

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ちなみに乗車料金は80円。子供用の自動車が動くような簡単な乗り物に至っては30円だ。値付けが昭和中期的!

続いて横にある二宮尊徳神社へ向かう。昨日のクライアントの執務室に入った際、ちらっと見えたのがこの神社の御札だった。非常に立派な神社で小田原の皆さんの拠り所になっているのだろう。まずは参拝する。

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二宮尊徳」といえば、二宮金次郎像だ。薪を背負って親の手伝いをしながら本を読んで学習する姿が印象的だ。

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この少年がやがて「二宮尊徳翁」となり、大飢饉からの財政難で苦しんでいた小田原藩をはじめ、全国600もの地域の復興事業を成功させたのだそうだ。つまり、今で言う有能な経営コンサルタントだった訳だ。

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神社内の翁像横にあった、翁の言葉が非常に印象的だった。「経済なき道徳は戯言であり 道徳なき経済は犯罪である」。

非常に金言だと思った。『カネが無けりゃただの理想論だ』的な前提に超アグリーできる。だからこそ、後半の言葉が生きている。思想としても、広告コピー的にも非常に優れた表現だと思った。

いい言葉に出会い、神社を後にして駅前に戻る。

<昼>

帰る前に(朝食を頂いて腹が減っていないが)昼食がてら何か食べて飲んで帰ろうと思い、いくつか店を巡ってみた。折角の小田原なので海鮮を中心に。

店頭のメニューで内容や価格などを比較するが、やれマグロやら赤えび・サーモンなど、どう考えても小田原産でないものが目につく。そんなのは浦和でも食べられる。

ならば、実績ある店に戻るべきだと帰結し、昨晩いろいろ楽しんだホテル階下のフードコートの居酒屋的な店を再び訪問。

店を覗くとお姉さんが居たが、途中から店長のお兄ちゃんが戻ってきた。「また来たよ」というと、お兄さんもにっこり。「お泊りだったんですねー」などと少し会話を交わす。

注文したのは昨日の刺身の上位互換「5点盛り」だ。「今から捌くんで少しお待ち下さいねー」と少し時間がかかったが、逆に言えばどれも仕入れてきた魚ばかりという証拠でもある。7点ほど盛られていたが。やっぱり非常に旨し!

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どの魚も鮮度が良くて美味かったが、やはり鯵が抜群だ。なかなかお目にかかれる品質ではない。そしてこの盛りで2300円はやっぱり安い。

普段あまり飲まない日本酒だが、店長お勧めの「丹沢山」を頂く。これまた旨し!

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あまり酒の褒め言葉ではないが、非常に飲みやすい。店長にそう伝えると「だから初心者にも飲み慣れた人にもお勧めなんですよ」と。なるほど。

地魚刺身と日本酒のマリアージュを存分に楽しみ、店長に「やっぱり美味かったっす!」と伝えればにっこりしながら「お気をつけてお帰り下さい!」と。また小田原に来たらぜひ寄ろう。

駅ビルの中でさつま揚げ等のお土産を買い、上野東京ライン(UT)に乗車。土産のさつま揚げを少し失敬してつまみとしてハイボールで乾杯だ。旨し!

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車窓から小田原の海の風景を楽しみながら一路、浦和方面へ。飲み終えた後はPCで少し作業し、良い酔いに任せて昼寝。何せ、1.5時間以上の旅路だ。時間はたっぷりある。

ようやく浦和駅に到着。駅前の昼時となるとつい寄りたくなる、旨い鶏そば屋にピットインしてしまう。「濃厚鶏そば」を発注。非常に旨し!

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飲んだ後のラーメンは最高だよね。

バスに乗って帰宅。荷物などを整理し、その後ゴルフ練習に行くことに。週末、友人との合宿が控えているので調整しておきたい。

近所の練習場で受付を済ませ、打席に入って軽く準備運動。その後打ち始めるが、なかなか思い通りいかない…。やや不安を残す結果となってしまった。最中にこっそり持ち込んだレモンサワーを飲みながら。

練習を終えてパットの練習へ。普段、現場の芝よりも転がりすぎる人工芝だが、今日は雨上がりで全体的に濡れている。そのため、球の転がりが悪いので現場の芝に近い感触だ。なので練習していて楽しかった。

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いい時間になったので切り上げて帰宅。さっと入浴を済ませる。

<夜>

朝からいろいろ頂いたため、あまり腹が減っていない。なので土産で買ってきたさつま揚げや漬物を少しつまむだけに。ビールで乾杯だ。

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やがて英語教室帰りの姪っ子と、迎えに来た妹が家に立ち寄り、しばし会話を交わす。

レモンサワーに代えて食後にパイナップルを数粒頂き、自室へ。作業夜の部の開始だ。諸々来ていた連絡を打ち返す。

やがてビジネスパートナーでもある友人と約束の時間になったのでテレカンだ。ウイスキーとチェイサーの水を飲みつつ、今後の案件について話し合う。いろいろ企画などを立てることになっているのだが、結局、2時間近くのMTGとなった。

ようやく店じまい。少しゆっくり過ごして就寝することに。何だか情報量の多い一日だった…。