糖質制限で減量したり、現状維持に挑戦する記録

高寺伸吾・45歳。2015年頃、都合9ヶ月間で約38kg減量。今は食生活を昔に戻しつつ、ジョギング等で体を鍛えながら減量中。

2/8 1861日目 蕎麦!!!

今朝の体重:計測せず

外泊だったため体重は計測していない。

<朝>

深夜3時頃寒くて一旦目が覚める。基本、部屋は寒くないと寝れない質なのだが、寝台に装備されていた毛布が薄いため部屋の寒さをカバーできなかったようだ。しかしこの部屋は2人用のため、もう一枚毛布があったので重ねて就寝すればすっかり暖かく眠れた。

その後、早朝6時半頃に目が覚める。サンライズは「出雲」と「瀬戸」が連結されて運行され、この時間に岡山駅で切り離し作業が行われて、山陰と四国へ別れて向かうのだ。この切り離し作業がサンライズの一大イベントではあるのだが、過去に何回か見ているので今回はやり過ごすことに。

しかし、車内放送もあってすっかりこの時間に目が覚めてしまった。なのでひとまずは昨晩買い求めていたシャワーカードでシャワーを浴びることに。シャワー室を使用中だった前の人を少し待った後シャワーを浴びる。揺れる電車の中で裸になってシャワーを浴びているのは何だかちょっと不思議な気がするが、温かい湯が普通に心地よい。6分間しか湯が出ないのだが、ストップボタンがあるので体や頭を洗っては湯を出したりしながら十分さっぱりすることができた。

部屋に戻り、事前に買っておいたサラダ等を頂きつつ、早朝の車窓をつまみに朝から一杯楽しむことに。ハイボールで乾杯だ。

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昨日の部屋の暑さ問題でストックしておいた氷はほぼほぼすっかり溶けていたので、氷なしのぬるめのハイボールだが。それでも車窓の風景がぬるめのハイボールを美味く感じさせてくれる。朝の宍道湖の光景が美しい。

食後、少しうとうとと。列車の揺れに身を任せながら軽く昼?寝をする。

気づけば間もなく終点、出雲市だ。身支度を済ませ、荷物をまとめて下車する。サンライズ出雲、ぜひまた乗りに来よう。

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さて、そんな感じで今回の旅の最大の目的は終了した。

なので当初、さっさと昼間の飛行機で帰ろうと思っていたが、コロナ禍の中、出雲-羽田間には、朝と夜の2便しかJAL便は出ていなく(消化しきれないマイルの関係でJAL縛りなのだ)、夜まで時間を潰さねばならない。昨日の友人らにも「折角行くんだったら観光とかして来なさい!」と言われていたので若干面倒ではあるのだが(寒いし、雨降ってるし)とりあえず出雲大社へ行ってみることに。

「縁結び」で有名な出雲大社。「縁結び」と聞けば一般的には男女の縁を想像するが、人と人を結びつける縁を取り持つご利益こそが本来の「縁結び」なのだとか。今、私のビジネスの多くは昔からの仲間や友人、クライアントらとの繋がりで成立している。ここはひとつ、そうした意味で「縁結び」の神様のお礼参りに行くのも良いのではないかと思った。

さて、バスの時間までだいぶあるので喫茶店でコーヒーを飲んで時間つぶししながら軽く作業を行う。

作業しながら思っていたのだが、数年前から行いたかったのはこのような行動だ。日本のあちこちや時差数時間以内の海外(東南アジア等)をふらりと訪れ、そこに住む友人らと触れ合い、その地でノマド的に仕事を行い、テレカンでMTGを済ます。それがコロナによって遠方への行動が制限され、でも逆に無理矢理日本のビジネスシーンにテレワークが普通な文化をもたらし…。複雑な思いだが。

出雲市駅構内の喫茶店でようやく理想に近い行動ができ始めたのかなぁ、と思いつつコーヒーを啜りつつ作業を行った。

バスに揺られて出雲大社へ。バスの移動中、雨がどんどん激しくなってきて下車してまずはコンビニで傘を買い求めた。

出雲大社を参拝。おー、なかなかオーラがあるな。日本全国の神社の神様がここに集うらしい。いつもランニング後に詣でている神社の神様もここに来ているのかしらー?と思いつつ、まずは本殿?を詣でる。

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ご挨拶してしまえば後はやることない。何となくおみくじを引いてみる。「大吉」とか「吉」とかの区分は無いものの、文面を読むと良い内容でなく、おそらく「凶」に近い内容のようだ。

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…。見なかったことにして神社の境内の紐にさっさとくくる。年初に地元の神社で得られた「吉」を私の中で採用することに決めた。

<昼>

さて、今回の出雲路、楽しみだったひとつが「出雲蕎麦」だ。「割子蕎麦」と呼ばれ、少量の蕎麦が3段位の小さな器に盛られ、蕎麦つゆを掛けながら頂いていくのが流儀のようだ。「出雲+蕎麦」でググって食べログ上位の店を訪問した。瓶ビールを飲みながら蕎麦の提供を待つ。

瓶ビールを飲み干すちょっと前に蕎麦が出された。汁をかけて頂く。

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美味いは美味いのだが、どうも汁が甘い。「出雲蕎麦」の特徴らしいが。そして海苔・葱・もみじおろしが薬味で付くのもデフォルトらしい。蕎麦そのものを楽しみたいので薬味が邪魔だなぁ…。全体的に美味いは美味いのだが、どうも私の好みとは異なるようだった。

ささっと3段の割子蕎麦を頂き、お会計を済ませて退店する。

私が一旦解禁してしまったアパタイトはこんなちんまい蕎麦3皿で満足する訳は無い。そして上記の店に行く途中に、食べログ上位に準ずる別の店があることを見逃すわけがない。始めから蕎麦屋をはしごするつもりだったのだ!(天ぷらや、なめこや、とろろや、卵入りの割子蕎麦を勧められたが、そんなものを腹に入れる空きがあるならその分、多く腹に蕎麦を納めたく、謝絶した。)

こちらの店でもエビスビールを飲みながら割子蕎麦を頂くことに。するとこれが非常に美味かった!(私好みだった!)

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写真の通り、薬味は別盛りで自分の嗜好に併せて使い分けできる。そして蕎麦はこちらも風味豊かで美味いのだが、上記の店よりも汁が甘すぎず美味い。

こちらの店、食べログ上では上記の店の次の順位なのだが。でも私はこちらの店の方が好きだ。点数云々よりも自分の好みで評価が分かれるものだ。ちなみに3段食べ終わった後に2枚追加したことはここだけの秘密だ。

蕎麦が美味いのは前提ではあるのだが、ここの店の蕎麦湯が相当ヤバい。蕎麦の風味ありありで、ヌルヌル旨々なのだ。

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以前、秩父(埼玉)のウイスキー仲間というか兄貴分に学んだのが、良い蕎麦屋の蕎麦湯は蕎麦つゆ無しのストレートで飲んで美味いと。秩父の美味い蕎麦屋以来、久々に山陰で美味い蕎麦湯に出会えたと思った。つい、お代わりで頂いたポット一杯分飲み干してしまった。

そんなこんなで出雲蕎麦をとことん楽しみ、バスで出雲市市街へ戻ることに。ところが途中に魅力的なバス停「島根ワイナリー」とやらが。まぁ、途中下車しちゃうわな。

まずは工場見学へ。受付ロビー的なところに行くと「自由に見学して下さい」との掲示が。むむむ?と思っていると、タバコを吸っているおっちゃんが居たので「見学していいんすかー?」と聞くと「どうぞご自由に!」と。緩!!!

今日はあいにく製造作業が無かったのが残念だったが、酒の製造現場の雰囲気を久々に充分楽しむことができた。

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普段よく行っていたウイスキーの製造現場でなく、ワインではあるが共通する部分が多い。やっぱり酒の製造現場、雰囲気あるなー。ワインカスクとか見ちゃうとドキドキしてしまう。

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見学を終えればお楽しみの試飲だ。ざっと10種位のワインがセルフ・無料で飲み放題だ。赤・ロゼ・白等などプラカップで味見する。旨し!

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プラカップで酒を試飲する行為自体が久々で楽しい。そしてこんだけ飲めば気に入ったワイン数本買ってしまうのは仕方ない。それ位は売上に貢献しなければ。

バスが数時間来ないのでワイナリーのお姉さんにタクシーを呼んでもらい、出雲市駅まで乗せてもらった。

でも、まだまだ飛行機の時間まで大分ある。なので駅前の温泉施設にピットイン。これまた非常に良い温泉だった。良い感じのサウナと水風呂があり、7-8本位往復し、温泉にもずっぷり浸かってすっかり整った。

浴後もまだ時間が余っている。なので温泉施設の隣にあった回転寿司屋へ。山陰は山のイメージがあるが海の幸も豊かだ。いろいろと刺身を頂くことに。ビール等で乾杯だ。

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ようやく空港行きのバスの時間が近づき、お会計して店を出る。しばし待って空港行きのバスに乗車。うとうと寝ながら空港に到着。

そして最後にもうワンチャン、空港のレストランで出雲蕎麦を食ってみることにした。我ながらどれだけ蕎麦を食うのか。

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空港の食事にはあまり良いイメージが無いが、こちらの蕎麦、今日食った蕎麦と比べても決して悪くなく普通に美味い蕎麦だった。値段もそう高くなかったのも好印象。こういうものが最後に空港で楽しめるとその土地の印象も良く終われる。

食後、カードの関係でラウンジに入れたのでwifiを繋ぎながら作業を行う。軽くハイボールを嗜みながら。

その後、飛行機に搭乗する。出雲→羽田便、大分小さな機材だったがそれでも搭乗者少なかったなぁ。でも1年ぶり?位で久々に飛行機に搭乗できて何だか楽しかった。いつになればこのような体験が普通になることやら。

売店で買ったビールを飲みながら機内から夜景を楽しみながら帰路に就く。

<夜>

羽田に到着し、まずは京急で品川へ。そのままJRの上野東京ラインで浦和へ。車内バーでハイボールで乾杯だ。

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昨日、買っていたけど結局手を付けなかった卵、2個ともゆで卵のつもりだったが何と温泉卵だったのね…。酔っ払っての買物はやっぱりダメだね。でも、ハイボールのお供としては悪くなく、ズルズルすすりながら頂いた。

夜遅くに自宅に戻る。さっと入浴を済ませ、ハイボール等を飲みながら自室にて軽く作業などを行い、てっぺんをだいぶ超えた頃に就寝することに。大変充実した1日半の出雲路だった。